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51. 知られたくない ページ6

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私って、本当に運がないようだ。
炭治郎にも宇髄さんにも、接吻をされてしまった。

宇髄さんはいつも通り飄々と、「満足したし帰るわー!」と、帰っていった。
残された私は任務どころではなく、いつの間にか朝日が登り始めていた頃に、やっと我に返った。



忘れよう、忘れよう、忘れよう。
炭治郎と違って宇髄さんは、私をからかっているだけなんだから。









「おかえり。」



私の屋敷の前に、見慣れた市松模様の羽織。
私の姿を見つけると、犬のように嬉しそうに駆け寄ってきた。



『何でいるの…?』

「Aに会いたかったから。」



キュウッ…



みぞおちが痛くなり、そのあたりをさすさすと撫でる。



「…痛いのか?
怪我、したのか?」



みぞおちを撫でる手に、炭治郎の手が重なる。
ドキリと心臓が高鳴り、撫でるのを止めた。

自然とそういう行動をするの、心臓に悪すぎる。



『あ、いや…大丈夫です…。』

「ならいいんだけど…。

……ん?
宇髄さんと、一緒だったのか?」



クンクンと匂いを嗅がれ、咄嗟に右頬を押さえた。



宇髄さんに接吻されたこと、炭治郎に知られたくなかった。






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52. 右頬 〜炭治郎side〜→←50. しっくり



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , タラの芽   
作品ジャンル:恋愛
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シルバーウルフ - 朔夜さん、、私と合作しませんか!?(?_?) (2021年1月5日 16時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - (///ω///)(///ω///)はぁと。 (2021年1月5日 16時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - かぼさん» 土日に会えるの、待ってるで…(はぁと (2021年1月4日 23時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
かぼ(プロフ) - 完結おめでとう!そして実弥ちゃんの現パロですって?!今日から仕事始めやからまた停滞してますワタクシ( ;∀;) (2021年1月4日 22時) (レス) id: abbc87cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 日乃さん» 愛されてるから頑張る(ぶちゅ (2021年1月4日 16時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年12月31日 19時

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