64. 腕を組む 〜炭治郎side〜 ページ19
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俺たちが旅館に向かう頃には、橙色の夕日がさしていた。
その眩しさに目を細め、旅館までの道を並んで歩く。
隣に並んで歩くAは、すごく綺麗だ。
いつも綺麗なんだけれども、今日は一段と増して…。
「…何？」
ジッと見つめていたのがバレたのか、Aが俺のことを見上げた。
そのガラス玉のような綺麗な目に、体の奥の何かが疼く気配がし、『何もない。』と言って蓋をした。
「変なの。」
変にさせたのは、誰なんだよ。
Aだろ。
��私情を挟まない��
自分でも言ったし、Aにも言われた。
頭の中では分かっている。
でも____
世界一大好きな子が隣にいたら、私情を挟んでしまうのは仕方がないだろ？
『……A。
夫婦に見えるように、腕を組まないか？』
左腕を腰に当て、隙間を作る。
Aは目を丸くし、その隙間を見てから俺の顔を見た。
夫婦に見えるようにしなければならない、という任務のことを出汁にして、Aと腕を組みたい。
Aはそれを知ってか知らずか、「たしかに…。」とだけ呟き、遠慮がちに腕を組んできた。
Aからは、緊張と甘い匂いがした。
……蓋だ。
蓋をするんだ、炭治郎。
Aのむ……うん、それが柔らかいからって、変なことを考えちゃ駄目だ。
ああ、ほんと。
とんでもないAだよ。
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シルバーウルフ - 朔夜さん、、私と合作しませんか！？(?_?) (2021年1月5日 16時) (
レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - (///ω///)(///ω///)はぁと。 (2021年1月5日 16時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - かぼさん» 土日に会えるの、待ってるで…（はぁと (2021年1月4日 23時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
かぼ(プロフ) - 完結おめでとう！そして実弥ちゃんの現パロですって?!今日から仕事始めやからまた停滞してますﾜﾀｸｼ( ；∀；) (2021年1月4日 22時) (レス) id: abbc87cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 日乃さん» 愛されてるから頑張る（ぶちゅ (2021年1月4日 16時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年12月31日 19時
