27. とんでもない声 ページ29
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炭治郎に抱きしめられたのは2回目だ。
1回目は私がすぐに突き放したから、覚えているけど、はっきりとは覚えていない。(耳、噛んできたからね！！)
今回は、違う。
腕の逞しさとか、体温とか、こうやって抱きしめられないと分からないことが分かってくる。
分かってくる度に、体が、心臓が、どうにかなってしまいそうだ。
「A、ちゃんと食べてるか？」
『……食べてるけど…何で？』
突然、お母さんみたいなことを聞いてきた炭治郎に、頭に��？��を浮かべた。
「腰、細すぎる。
力を入れると、折れてしまいそうだ。」
本当に突然だった。
炭治郎は私から両腕を放すと、私の腰をガシッと掴んできたのだ。
『ひゃっ、あんっ！』
ビクンッ！と体が跳ね、私のとんでもない声が室内に響いた。
両手で口を塞ぐが、時すでに遅し。
私も炭治郎も、目を点にしていた。
「……い、まのは……駄目だろ…。」
炭治郎は唇を噛んで、落ち着かない様子だった。
そして、腰から両手を放し、私の手首を掴んだ。
顔を、見られる。
心臓が、うるさい。
「かわいい。」
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28. もぞもぞ→←26. 棚からぼた餅 〜炭治郎side〜
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むゆ。(プロフ) - 朔夜さん» お？← (2020年12月31日 20時) (
レス) id: 38565869ab (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Lunaさん» もう少しやから、待ってねぇ！笑 (2020年12月31日 19時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - むゆ。さん» きゃあ///（え？ (2020年12月31日 19時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - シルバーウルフさん» まぁ、落ち着いて（はぁと (2020年12月31日 19時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 続編待ってます(はぁと) (2020年12月31日 17時) (レス) id: acb6885805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年12月26日 20時
