26. 棚からぼた餅 〜炭治郎side〜 ページ28
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ぽすんっ…と、Aが俺の胸に飛び込んできた。
まるで、俺のここが元々いた場所かのように、すっぽりと収まっている。
「ご、ごめん…!」
グッ…と俺の胸を押し、俺から離れようとした。
顔も耳も真っ赤になっている。
離れるなんて、そんなこと、させるわけがないだろ?
『棚からぼた餅だなぁ。』
「はっ…?
へ…?」
ぎゅうっ、とAのことを抱きしめた。
Aの体の形を確かめるかのように、強く強く抱きしめた。
これでしばらく待てば、俺の匂いだけになるだろう。
「ねぇ…お風呂…!」
『お風呂なんて行かせない。
匂いを取ってほしいのは山々だけど、一番は俺の匂いをつけることだからな。』
「ッ…へ、変態…!
馬鹿!!」
うんうん。
怒っていてもかわいい。
俺はAにバレないようにふふんと微笑み、腕の位置を変えて抱きしめた。
Aは柱だし、すごく鍛えているのは分かる。
ちゃんと引き締まっているし。
でも、腰、細すぎないか?
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むゆ。(プロフ) - 朔夜さん» お?← (2020年12月31日 20時) (レス) id: 38565869ab (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - Lunaさん» もう少しやから、待ってねぇ!笑 (2020年12月31日 19時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - むゆ。さん» きゃあ///(え? (2020年12月31日 19時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - シルバーウルフさん» まぁ、落ち着いて(はぁと (2020年12月31日 19時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 続編待ってます(はぁと) (2020年12月31日 17時) (レス) id: acb6885805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年12月26日 20時