84. 強情 ページ40
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ぴったり5分後。
よっこいしょとベッドから降り、玄関へと向かう。
玄関先に置かれた全身鏡でパジャマ姿の自分を見る。
まぁ、外に出るのは一瞬だし…。
そう思いながら、ちょっと寝癖のついた髪の毛をササッと直す。
ガチャッ…
「やっと出てきた。」
バタン！
え……幻覚？
今、外に竈門先輩がいたような…。
覗き穴のカバーをよけ、そこから外を覗く。
………いや、いるし！！！！！
「何で閉めるんだ！」
外から竈門先輩の悲痛(？)な声が聞こえる。
いや、普通は閉めるでしょ。
いないと思ってたのにいるのだから。
その辺のホラーよりホラー！！！
ゆーーーっくりとドアを開け、わずかな隙間から外を覗く。
うん、やっぱりいる。
『……逆に聞きますけど、何でいるんですか？』
「Aちゃんの顔を見てから帰ろうと思ったんだ。」
『……怖っ…。』
「ひどいぞ！
それよりも、もっとドアを開けてくれないか？
『何でですか？』
「これ、渡せないだろ？」
ドアノブに掛かっているはずのスーパーの袋。
それは今、竈門先輩が持っている。
ぐぬぬ…。
『掛けといてください。』
「いや、渡す。」
『今はいいです…。』
「強情だなぁ…。」
強情なのはどちらだ。
すると突然、ドアの隙間から竈門先輩の腕が入ってきた。
『ぎぅっ！！！』と意味不明な声が出てしまい、ドアから手を離してしまった。
��まずい��と思った時にはすでに遅かった。
「やっと見れた。」
玄関に入ってきた竈門先輩は嬉しそうに微笑んでいるが、その笑顔に恐怖を感じてしまった。
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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年4月9日 17時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
あゆあゆ - 私も映画見ました！れんごくさんのお土産全然なくて困りました…結局、カナヲのペンポを買いましたWW (2020年11月14日 20時) (レス) id: c95bd3ae03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - 朔夜さん» ｳﾝｳﾝ(・∀・)！もともと、関西人やねん！なんか、懐かしいわ。 (2020年11月2日 16時) (レス) id: 441fd39974 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - かぼさん» 長男やから攻めるで！（え？ (2020年11月1日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 浅葱さん» お待たせやで（はぁと (2020年11月1日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年10月23日 21時
