67.私の部屋 ページ8
善逸は律儀に、部屋の前まで送ってくれた。
送り迎えしてくれたんだから…____
『よかったら何か飲んで行く？』
「うぇ！？
いいの？」
『いいよ。
はい、どうぞ。』
ドアを開け、中に入るように促す。
何回も私の部屋に来ているくせに、善逸は中学生男子のようにそわそわとしている。
『早く入ってよ。』と、善逸の背中を押し、部屋の中に入った。
ソファーに座るように促し、キッチンに立った。
「ねぇ、緊張するんだけど…！
彼女の部屋っていうフィルターが…！！」
コップにオレンジジュースを入れている間、善逸は静かに喚いていた。
彼が言っているみたいに、私の部屋に��彼氏��を招き入れるのは初めてだ。
一度意識すると、どんどん意識してしまう。
『あのさ、静かにしてよね。
夜中なんだから。』
冷静を装いながら机の上にコップを置き、善逸の隣に座った。
すると、彼はソファーの上に正座をし、私の方に体を向けた。
「A…。」
真剣な表情で呼ぶから、こっちも真剣な気持ちになり、思わず身構える。
『何？』
「俺、Aがナンパされてからずぅぅっともやもやしてるの！
だから、キスしていいですか？」
カッとなり、耳がやたらと熱くなる。
そのもやもやはきっと妬いてくれてるんだろうけど、認可制はずるくないですか？
人の心につけ込んで、断りにくくされている気が。
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りぬあ - ちょっと！あんたのせいでニヤニヤが止まらないんだけど！どうにかしてよねっ！/////////← (2020年11月22日 13時) (
レス) id: 2b8e42d435 (このIDを非表示/違反報告)
花 - ((( ；ﾟДﾟ))ｴｯ!?続編！見なくては (2020年9月12日 23時) (レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 美桜さん» ありがとぉぉぉぉぉ！！嬉しい（ぶっちゅううう (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 晴空(はく)さん» 感情移入してくれて嬉しい（はぁと ちゅちゅちゅ！！ (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 毎日読ませてもらってます！スッゴク楽しい、ドはまりしてます。続き楽しみにしてます！応援してます(^-^)お陰で推しが増えた… (2020年9月12日 21時) (レス) id: a2ac9ececf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年9月5日 16時
