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103.医務室 ページ44

「善逸、大変だ!
Aが明里ちゃんに叩かれたんだ!
医務室にいるから来てくれ!」









走って医務室の方に向かった。
大学内を走っているのは俺だけだったので目立って仕方がなかったが、それどころではない。

「詳しくは後で伝える!」と、炭治郎は言っていたが、俺の頭の中は最悪の事態ばかり考える。

医務室の前にはベンチがいくつかあり、そのうちの1つに炭治郎が座っているのが見えた。


「善逸!」


炭治郎は俺の方を見て立ち上がった。
そして、炭治郎の隣にはAが座っていた。


『ありがとう、炭治郎。
っ…A、大丈夫…?』


Aの前に片膝をついて座った。
Aは右頬に、ハンカチで包まれた保冷剤を当てている。
その姿を見て、胸が痛んだ。


「うん、大丈夫。
ちょっと赤くなっただけだから。」


Aはハハッと苦笑いを浮かべていた。
でも、すごく悲しくて辛い音がする。


『……何で叩かれたの…?』

「帰ろうと思ったら、校門に明里さんがいた。
善逸に用があるのかと思ったら私でさ…。

……善逸のことが好きだから別れてって言われた。
断ったら叩かれちゃった。」


明里のしたことに腹が立ち、奥歯をギリッと噛みしめた。
____でも、明里と話した内容を伝えることができていなかった俺も悪い。
ちゃんと伝えておけば、こんなひどいことをされずに済んだかもしれないのに。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , うなぎ   
作品ジャンル:恋愛
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りぬあ - ちょっと!あんたのせいでニヤニヤが止まらないんだけど!どうにかしてよねっ!/////////← (2020年11月22日 13時) (レス) id: 2b8e42d435 (このIDを非表示/違反報告)
- ((( ;゚Д゚))エッ!?続編!見なくては (2020年9月12日 23時) (レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 美桜さん» ありがとぉぉぉぉぉ!!嬉しい(ぶっちゅううう (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 晴空(はく)さん» 感情移入してくれて嬉しい(はぁと ちゅちゅちゅ!! (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 毎日読ませてもらってます!スッゴク楽しい、ドはまりしてます。続き楽しみにしてます!応援してます(^-^)お陰で推しが増えた… (2020年9月12日 21時) (レス) id: a2ac9ececf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年9月5日 16時

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