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89.お出迎え? 〜善逸side〜 ページ30

「お前の惚気話で、俺は腹いっぱいだわ。」と、伊之助を唸らすことができるぐらい、Aとの話をたくさんしすぎた。
いいじゃんねぇ、別に。

ルンルンと口笛を吹きながら階段を上がると、俺の部屋の前に人影が。
目を凝らしてよく見ると、Aがドアの前でしゃがみ込んでいる。


『っえ!?
A…!?』


思わず声を上げると、Aは顔だけをこちらに向けた。
帰る前にLINEをしたけど既読無視で、寝てるかと思ったらまさかのお出迎え…!
うーーわ、好きぃぃぃぃぃぃ!!!


「おかえり。」


Aはゆっくりと立ち上がり、俺の正面に立った。
____不安な音がする。
何かあったのかもしれない。


『んー、ただいまぁ。
…何かあった?』


返事をし、Aの頬を指先で撫でる。
Aは気持ちよさそう(?)に目を閉じ、「んー。」と気の抜けた言葉を発した。


「校門で明里さんと会った。」

『ちょっ…!
えぇぇぇ!?
明里と!?』

「うん。
善逸に用事があって待ってたみたい。
そのこと伝えといてって言われたから…。」


明里はいい子だったけど、天然というか、空気が読めないというか…。
普通、今の彼女に伝言頼む??
ていうか、大学にわざわざ来る??
しかも、この感じ、俺から連絡取らないとまずいやつじゃ。


『…明里に、何の用事だったか聞いてみる。
不安な音させてごめんね。』

「うん、大丈夫。」


Aはスリッ…と、俺の手のひらに頬をすりつけてきた。
だから、かわいすぎて心臓が飛び出るかと思った。

あー…面倒なことにならないといいけど…。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼

たくさんのリクエストありがとうございます!
今は、宇髄さんに惹かれてます…(はぁと

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , うなぎ   
作品ジャンル:恋愛
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りぬあ - ちょっと!あんたのせいでニヤニヤが止まらないんだけど!どうにかしてよねっ!/////////← (2020年11月22日 13時) (レス) id: 2b8e42d435 (このIDを非表示/違反報告)
- ((( ;゚Д゚))エッ!?続編!見なくては (2020年9月12日 23時) (レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 美桜さん» ありがとぉぉぉぉぉ!!嬉しい(ぶっちゅううう (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 晴空(はく)さん» 感情移入してくれて嬉しい(はぁと ちゅちゅちゅ!! (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 毎日読ませてもらってます!スッゴク楽しい、ドはまりしてます。続き楽しみにしてます!応援してます(^-^)お陰で推しが増えた… (2020年9月12日 21時) (レス) id: a2ac9ececf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年9月5日 16時

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