検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:168,596 hit

81.違和感 ページ22

「こんなかわいい彼女、善逸にはもったいないなぁ。」

「明里には関係ないし!」


……何か、仲良すぎない?
久しぶりの再会だから仕方ないだろうけど、距離が近いというか。
善逸の雰囲気も、私と話している時と違ってへにゃっとしていないみたいだし。


「ままま、デート楽しんでよ。
お邪魔しました。」


明里さんはペコッと頭を下げ、フロアに戻った。
彼女が私たちのテーブルから少し離れると、善逸はギュンッとすごい勢いで私のことを見た。


「ごめんA。
放っておいて。」

『ん?
あー、いいよいいよ。
大丈夫。』


カシオレを一口飲み、紙のコースターの上に置いた。
おいしいけど、弱いってこと分かっておかないと、大変なことになるやつだ。

カシオレから善逸に視線を移すと、気まずそうな顔をしている。
おどおどとしているというか、そわそわとしているというか。


『どうしたの?』


おどおど、そわそわ具合に心配になり、声をかけた。
すると、善逸は首をフルフルと横に振った。


「何もないよぉ。
ささ、何食べる?」


善逸はサッとメニューを出し、広げて見せてきた。
写真も載っていてすごくおいしそうだが、私は彼の雰囲気に違和感を覚えていた。

82.元カノ→←80.知らない子



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (166 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
370人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , うなぎ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りぬあ - ちょっと!あんたのせいでニヤニヤが止まらないんだけど!どうにかしてよねっ!/////////← (2020年11月22日 13時) (レス) id: 2b8e42d435 (このIDを非表示/違反報告)
- ((( ;゚Д゚))エッ!?続編!見なくては (2020年9月12日 23時) (レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 美桜さん» ありがとぉぉぉぉぉ!!嬉しい(ぶっちゅううう (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 晴空(はく)さん» 感情移入してくれて嬉しい(はぁと ちゅちゅちゅ!! (2020年9月12日 21時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 毎日読ませてもらってます!スッゴク楽しい、ドはまりしてます。続き楽しみにしてます!応援してます(^-^)お陰で推しが増えた… (2020年9月12日 21時) (レス) id: a2ac9ececf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朔夜 | 作成日時:2020年9月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。