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143.エスコート ページ8

私の黒歴史だ。
だって、私と付き合っている時に、他校の子と同時進行で付き合ってたんだから。



「うーわ!
マジで久しぶり!
元気だった?」

『あー、うん。』

「てか、水ありがとうな!
生き返るわぁ…。
………あ!
電車!!」



このマシンガンのような話し方、相変わらずだ。
基本は人当たりもいいし、誰とでも仲良くできる人なのだが…浮気がなぁ…。



海斗は頭を抱えながら立ち上がった。
ワックスで整えたであろう髪型が、ボサボサになった。



『私、タクシーで帰るよ。
◯◯駅までだから近いし。』

「俺は△△駅までだから、相乗りしていい?
んで、お金は俺が払うから。
終電逃したの俺のせいだし。」

『え!?
いいよそんなの!!』

「いいから。」



海斗は自然と私の手を取り、改札近くの駅員室まで連れて行った。
無一郎と一緒で、女慣れしてる…。



「あ、タクシーあるじゃん。
ラッキー。」



駅から出ると、数台タクシーが停まっていた。
その1台に一直線で向かい、ドサッと乗り込んだ。



「とりあえず、◯◯駅までお願いしまーす。」



海斗は運転手にそう言うと、タクシーが動き始めた。
エスコートがスムーズすぎる…。

144.タクシーにて→←142.元カレ



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , ふろふき大根   
作品ジャンル:恋愛
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モフ猫 - ごーじょーっていうのは多分、強情を張っているっていう意味じゃないですか? (6月12日 17時) (レス) @page23 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - うわー海斗最低ですね。無一郎頑張って守って❗ (5月8日 10時) (レス) @page40 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - ごーじょーって何ですか? (2021年3月17日 16時) (レス) id: 2453d18e4c (このIDを非表示/違反報告)
むゆ(プロフ) - 朔夜さん» 私も食べた……笑 歯磨き粉って言ってる意味がわかった瞬間やった……。 (2020年8月10日 6時) (レス) id: 38565869ab (このIDを非表示/違反報告)
蝶夜月(プロフ) - 朔夜さん» お酒美味しいんですか……?なら私も飲んでみようかな← (2020年8月9日 20時) (レス) id: d2b0ff775b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年8月1日 20時

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