135.ごめん ページ45
おやすみをした後なのに、話しかけられるなんて。
布団の中という狭い密室のせいか、自分の心臓の音がやたらと響く。
『な…何？』
「合コンのこと、ごめん。
謝らなきゃって思ってたのに、ずっと謝らなくてごめん。」
私が一番聞きたかったであろう言葉。
でも、何だか…___
『うん。』
そう一言だけ返した私……かわいくなーい！
本当はもっと話したいことあるのに、口が動かない。
私も謝らないといけない。
意地張ってごめんって。
「それだけは伝えなきゃって思ってたから…。
じゃあ、おやすみ。」
『____待って…！』
ガバッと布団をめくり、体を起こした。
すると、背中を向けていた無一郎も思わずこちらに体を向けた。
間接照明のおかげで、薄暗いけど表情は何となく驚いていると分かる。
『あの…っ。
……私の方こそごめんなさい。
意地張って、無一郎と向き合おうとしなかった。
本当、ごめん…。』
「Aは謝る必要ないのに。」
無一郎は困ったように微笑みながら、体を起こした。
私はフルフルと首を横に振った。
『そんなことない。
本当は無一郎に近付いてほしかったし、触れてもほしかったのに、自分が決めたルールに背けなくて…___』
思わず口を両手で塞いだ。
さっきは口が動かなかったのに、今は勝手に動いた。
ほら、無一郎がキョトンとしている。
「………もぉ、何ー？
久しぶりにAからそんなこと言われたから、心臓がうるさいんだけど。」
『あ、いや…今のは…。』
否定しても無理だ。
口から出た言葉は2度と戻ってこない。
「ねぇ、そっち行ってもいーい？」
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優衣 - 無一郎の大好きにやられた♥️私も大好きだよ❗ (2023年5月8日 10時) (
レス) @page5 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
ともりん - 朔夜さん» 突然すいません！今、95話目なんですが読んでる私の方がキャパオーバーです！助け下さい (2020年8月10日 7時) (レス) id: 954e71dea0 (このIDを非表示/違反報告)
雪名零(プロフ) - 花炭さん» 私も連れて行ってぇ！！！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: efe191c876 (このIDを非表示/違反報告)
雪名零(プロフ) - 朔夜さん» そうだね！もうしてたわ（笑） (2020年8月1日 21時) (レス) id: efe191c876 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ユイさん» 楽しんでくれてうれちぃ（ぶちゅちゅ (2020年8月1日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年7月22日 22時
