115.意地悪 〜無一郎side〜 ページ25
壁ドンをし、Aを俺の腕の中に閉じ込めた。
だって、Aからキスしてくれたんだよ?
このまま帰すわけないよ。
「あの…。
おやすみしたいんだけど…。」
『煽ってきたのはそっちでしょ。』
グッ…と、Aの両足の間に自分の片足を入れた。
これで逃げれないよねー。
「無一郎っ。」
『んー?』
Aの視線は俺の足。
気付いてるくせに、気付いていないフリをし、目を細める。
この足を抜いてほしいってことだけど、抜くわけない。
『足、邪魔?』
Aはコクコクと何度も頷く。
だから、グッと足に力を入れる。
意地悪だと言われてもいい。
意地悪をした時のAの反応を見るのが好きだから。
ほら、目を丸くして俺の足を見ているのかわいい。
『部屋に入れてくれたら抜くよ。』
「部屋に…?」
『何もしないから。
…ダメ?』
ぐぬぬと、Aの顔が少しだけ歪んだ。
悩んでる悩んでる。
「分かった…。
送ってくれたお礼に、お茶でも出すよ…。
……本当に何もしないでね。」
『もちろん。』
よし!
部屋に入れてもらえる!
だけど、何もしないからった自分で言っちゃった…。
うーん…我慢しないと。
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優衣 - 無一郎の大好きにやられた♥️私も大好きだよ❗ (2023年5月8日 10時) (レス) @page5 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
ともりん - 朔夜さん» 突然すいません!今、95話目なんですが読んでる私の方がキャパオーバーです!助け下さい (2020年8月10日 7時) (レス) id: 954e71dea0 (このIDを非表示/違反報告)
雪名零(プロフ) - 花炭さん» 私も連れて行ってぇ!!! (2020年8月1日 21時) (レス) id: efe191c876 (このIDを非表示/違反報告)
雪名零(プロフ) - 朔夜さん» そうだね!もうしてたわ(笑) (2020年8月1日 21時) (レス) id: efe191c876 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ユイさん» 楽しんでくれてうれちぃ(ぶちゅちゅ (2020年8月1日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年7月22日 22時