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93.お泊まり ページ3

ここは無一郎の部屋。
そして、シャワーを借りている。
何でこんなことになったかというと…____

___________


最寄駅に着いた時、無一郎がハァッとため息をついた。



『どうしたの?』

「このまま帰したくないなぁって思って。
……今日はずっと一緒にいたいんだけど?」



きゅううううううん!
あっまーー!!
そんなあざとい顔で見ないでくれ!



「俺の部屋に来てよ。
ね?」



きゅううううん!
いや、ぎゅううううん!
そこで首を傾げないでほしい…!



「あわよくば、泊まってほしいなぁ。
神様に誓って変なことはぜっっったいにしないから。
ダメ?」



う、うううう…。

____________


『シャワーありがと…。
ドライヤーも。』



リビングに戻ると、無一郎はソファーに寝転んでテレビを見ていた。
私の声に気付くと、ササッとソファーに座り直した。



「すっぴんがかわいいのは当たり前だけど……。
俺の部屋着を着ているA、かわいすぎる。」



無一郎のスウェットを借りたのだが、当たり前に大きいしぶかぶか。
それを見て、彼は本当に嬉しそう…。



『それ、わざわざ声に出さないとダメなわけ?』

「だって、かわいいんだもん。
かわいいAが悪いよ。」

『……そうですか。』



適当に返事をし、無一郎の隣に座る。
と言っても、ソファーの端の端の端の…(省略)…端に座った。
彼の隣に座るのは、今の私にはレベルが高すぎる。
好きになる前はこんなことなかったのに…。
恋って恐ろしい。



「何で離れてるの?」



ギシッと音を立て、無一郎が真横に来た。
肩と肩が触れ合って、私と同じシャンプーの匂いがして…これはやばい。



「そんなカチカチにならなくても、本当に変なことしないから。
してほしかったら別だけど。」



はい、最低。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , ふろふき大根   
作品ジャンル:恋愛
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優衣 - 無一郎の大好きにやられた♥️私も大好きだよ❗ (2023年5月8日 10時) (レス) @page5 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
ともりん - 朔夜さん» 突然すいません!今、95話目なんですが読んでる私の方がキャパオーバーです!助け下さい (2020年8月10日 7時) (レス) id: 954e71dea0 (このIDを非表示/違反報告)
雪名零(プロフ) - 花炭さん» 私も連れて行ってぇ!!! (2020年8月1日 21時) (レス) id: efe191c876 (このIDを非表示/違反報告)
雪名零(プロフ) - 朔夜さん» そうだね!もうしてたわ(笑) (2020年8月1日 21時) (レス) id: efe191c876 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ユイさん» 楽しんでくれてうれちぃ(ぶちゅちゅ (2020年8月1日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年7月22日 22時

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