67.バタンキュー ページ21
さっきの軽いキスとは違い、噛み付くようなキス。
息が上手く吸えず、熱のせいもあって頭がクラッとする。
やっと唇が離れ、ハァッと息を吸う。
体中に酸素が巡るのが分かり、頭がはっきりする。
『もう、やめて…。』
掴まれていない方の手で、自分の唇を拭う。
唇まで熱くて、自分でもびっくりする。
「そうしたいけど、ごめんね。
もう一回したい。」
トンッ…と肩を押され、ベッドに仰向けに倒れる。
本能が��まずい。��と赤信号を点灯させるが、私が逃げないように覆い被さってきた。
ベッドがギシッと沈み、無一郎の綺麗な髪が顔にかかってくすぐったい。
『ダメだから…！』
両腕を伸ばし、無一郎の口を押さえる。
でも、軽々と振り払われてしまった。
「その顔、誘ってるとしか思えないよ？」
どんな顔をしているか自分では分からないけど、そんなこと言われると変に意識してしまう。
『バッ、バカじゃないの！？』
「バカなのはどっち？
俺のキス受け入れたでしょ？」
ドッカーーン！！と音を立て、私の心臓が爆発した。
穴という穴から飛び出すわ、爆発するわで大忙し。
「��好きな人としかキスしない��って言ったのだーれ？」
『っあ…それは……。』
「俺のこと、好き？」
無一郎は自信満々な表情で聞いてきた。
そのドヤ顔、すごくムカつく。
でも、彼の言う通りで何も言い返せない。
素直に言えばいいのに、変に意地を張ってしまった私は『違う。』と言ってしまった。
すると、無一郎は意地悪そうに笑った。
「素直になればいいのに。
ほんとバカでかわいいね。」
『バカ！』と言い返そうとした時、ベロンッと唇を舐められてしまった。
犬？
君は犬なのか？
というか、舐められた？
え、舐められた？
何これ、何それ…え？
やばい、目が回る…。
『ごめ…無理…。』
「…え！？
A！？」
バタンキュー。(古っ)
無一郎のせいで熱が上がったようで、気を失ってしまった…。
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優衣 - 無一郎がかっこよくてずっと心臓がドキドキしっぱなしでした♥️ (5月8日 10時) (
レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 仲間！！高いけど可愛いんよ！貢いでまう…。時計もかわいいやろー？＼(^o^)／ (2020年7月22日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - かすみんさん» もっと舞い上がらせるぜ！！ (2020年7月22日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - むいくん推しさん» やっとやで！お待たせしました！！続編がんばる（ちゅ (2020年7月22日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - マナフィさん» ありがとうございますぅ！！好き！！（ぶちゅ (2020年7月22日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年7月12日 20時
