43.デート…じゃない ページ44
無一郎とパンケーキを食べに行くことをカナヲに伝えたら、「デートだね。」と言われてしまった。
断じてデートではない。
パンケーキを食べに行くのがメインで、一緒に行くのがたまたま無一郎なだけ。
集合場所は私のアパートの1階。
集合時間は午後1時。
午後1時まであと5分。
そろそろ出ないといけないと思い、ドアを開けた。
「そろそろかと思ったよー。」
ドアの前には無一郎。
人がいるとは思わなかったので驚き、体がビクッと跳ねた。
『インターホン押してよ！』
「驚かせたくて待ってたんだ。
ビクッてなったね、ビクッと。」
『真似しないでよ…！』
私がビクッとなったのを真似したので怒った。
そして彼に背中を向け、鍵を閉め始めた。
「昨日、遠足の前の日みたいにワクワクして、あまり寝れなかったんだー。
他の女の子とデートに行く時はこんなことなかったのに。
やっぱり、好きな子と行くのは特別だね。」
無一郎に背中を向けていてよかった。
恥ずかしくて顔が熱い。
心なしか、手も震えている。
『デートじゃないから…。』
「どう見てもデートだよ。」
『違うから。』
「もー、そんなことばっかり言って。」
無一郎は牛みたいに鳴いたかと思うと、私の肩を掴んだ。
振り向くと、ニヤッと笑った。
「やっぱり、顔真っ赤ー。
へへ、かわい。」
��やっぱり��ってなんぞや？
そして、��かわいい��と言われてまたまた顔を赤くする私。
もう、いたたまれない。
『っ…早く行こ！』
無一郎の手首を掴み、階段の方へと引っ張った。
彼は、「わー、積極的ー。」と茶化して喜んでいた。
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優衣 - 無一郎の「俺の奥さん｣にやられた❗もうかっこよすぎるよ♥️ (5月8日 9時) (
レス) id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
霞桜 - 無一郎推しです 最高ですね何回も読んでますお気に入りの１つです(*´꒳`*) (2022年5月4日 11時) (レス) @page47 id: f3badad1aa (このIDを非表示/違反報告)
かすたーど - プリ小説始めましたか？作者名「あめ」さんで『プレイボーイ』まで書いてますか？パクリかもしれないと思い報告させていただきました。同一人物だったらすみません… (2021年6月12日 21時) (レス) id: a8aae533dd (このIDを非表示/違反報告)
もろん - すっごくオモシロい！天才だ〜応援しています！！ (2021年6月8日 6時) (レス) id: 2c8540451a (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - わたぬきくん。さん» 何回でも周回してぇえぇ！笑 (2020年8月22日 0時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年7月4日 19時
