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173.お先 〜炭治郎side〜 ページ37

「炭治郎くん…これ…。」
『ごめん。
彼女がいるから受け取らないんだ。
でも、気持ちはすっごく嬉しいからありがとうな。』



何度目か分からない断りを入れた時、スキップをしながら善逸が教室に入ってきた。
分かりやすすぎるぐらい、テンションが高い。
よっぽど嬉しいことがあったのだろうか。



「た、ん、じ、ろー。」



善逸はへにゃへにゃとしながら、俺の隣に座った。
俺は眉間にシワを寄せた。



『…どうした。
そんな気持ち悪い言い方して…。』
「ひどくない!?
…でも今は、俺の心が超絶穏やかだから、何を言われても気にしないんだぁ…。」



善逸はそう言って、うっとりと遠くを眺めた。
遠くと言っても、視線の先には黒板しかないが…。



『いいことあったのか?』
「ふふふ、これを見よ!」



善逸が「じゃーん!」と言って見せてきたのは、かわいくラッピングされた2つの…バレンタインのチョコだろうか?
それをもらえたから嬉しいんだなぁと思っていると、「Aちゃんと蜜璃ちゃんからもらったんだ。」と言った。



え、今何て?



「お先にいただいちゃいました。」



善逸の勝ち誇った顔に思わずムスッとしてしまった。
俺にはいつくれるんだ!?

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , とんでもねぇ   
作品ジャンル:その他
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ともりん - ここでも言わせてください!!とーんーでもねー炭治郎だ!!!(((すいません (2020年8月7日 22時) (レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです!あぁ、現実にいてほしいっっ!(笑)これからも頑張って下さい! (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました!面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで(ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい!!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年5月29日 21時

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