156.誘導尋問 ページ20
炭治郎と手を繋いだまま、アパートに戻ってきた。
そして、彼は自分の部屋の鍵を開けた。
『私、自分の部屋戻るよ。』
「…俺、ずっと我慢してたんだ。
Aに触れたくて仕方がなかった。
正直、どうにかなりそうなんだ。
だから、俺の部屋に入ってよ。」
炭治郎は繋いでいる手の指を絡め、恋人つなぎをしてきた。
私も久しぶりに炭治郎に触れ、心臓がうるさい。
『それは私も…触れたかった。』
「じゃあ、俺の部屋に入って?」
炭治郎の久しぶりの小悪魔。
ピアスの揺れる音までもキュンッとしてしまう。
『分かったけど…何もしないでね。』
「え?
何を想像してたんだ?」
炭治郎はニヤッと笑い、ドアをガチャリと開けた。
私は顔を真っ赤にし、『もう!』と怒ったが、彼は飄々としながら私の手を引っ張った。
これは、誘導尋問ではないか?
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ともりん - ここでも言わせてください!!とーんーでもねー炭治郎だ!!!(((すいません (2020年8月7日 22時) (レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです!あぁ、現実にいてほしいっっ!(笑)これからも頑張って下さい! (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました!面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで(ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい!!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年5月29日 21時