154.さらわれる ページ18
『炭治郎…。』
炭治郎は大股で私たちのところに来たかと思うと、天元の腕を掴んだ。
「離してくれ。」
「言われなくても。
どうぞ、王子様?」
天元はハハッと笑い、私の頬から手を離した。
そして、次は炭治郎が私の手を握った。
「Aのこと泣かせたら、次は容赦しねぇぞ?」
「分かってる。
行くぞ、A。」
炭治郎はグイッと私の手を引っ張った。
トトトッと勝手に足が進んでしまい、天元に何も言えないまま彼と離れていく。
どうしようと思って振り向いた。
「好きだぞー!」
天元は、それはまぁ大きな声でそう言った。
周りの人が彼の方をチラッと見る。
恥ずかしくないのだろうか…。
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ともりん - ここでも言わせてください!!とーんーでもねー炭治郎だ!!!(((すいません (2020年8月7日 22時) (レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです!あぁ、現実にいてほしいっっ!(笑)これからも頑張って下さい! (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました!面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで(ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい!!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年5月29日 21時