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焦る少女の頬を、ジャージの男の拳が掠める
「ちょ、待って！！能力が出ない！！」
「知るか、誰かに奪われでもしたか？…………な訳ねーか。」
ジャージの男の脳裏には1人の男の顔が浮かんで居た。しかし、ジャージの男はその考えを直ぐに捨てる
ポタポタと小降りだった雨粒が、次第に大きくなり、やがて嵐へと姿を変えた
(コイツと団長が知り合いなんて…ありえねぇよな)
(くっそ！どうしちゃったんだよ
「お前さきから集中乱れ過ぎね。戦う気あるか？」
「無いっていってんだろ！！」
共に戦ってきた相棒の不在に、少女は戸惑いと焦りが隠せなかった。
「っ！ クロロに会うまではちゃんと出てきたのに…！！」
「「！！」」
ボソリと漏らした少女の弱音とも取れる発言に動きを止める男達。
「…そうか、お前団長の知り合いか。」
「えっ あんた達も？」
類は友を呼ぶとはよく言ったものだ。奇怪な人間の周りには黒チビしかり、ジャージ男しかり、変態ピエロしかり、奇々怪々な面々が集う。
「てことは……幻影旅団？」
「……そこまで知って団長が生かしてるって事はそういう事だな。おい、もういいだろ行くぞ」
「ダメね。こいつが完全に白と決また訳じゃないよ」
「白だろうが黒だろうがこいつは四大行が使えるだけのガキだ。団長が能力を盗んで無力化した…恐らくな。今のこいつは俺たちの敵じゃねえ」
「ちょっとまって！ 今聞き捨てならない言葉が聞こえたんだけど！！盗んだってどういう事！？」
「団長が脅威感じる程の能力がコイツにあたか言うか？はは、お前頭おかしいね。能力あてもコイツなんて敵じゃないよ」
「話聞けよ！！！」
「あ？なにムキになってんだよ？コイツが団長に気に入られてるかもしんねーからって嫉妬してんのか？」
「お前喧嘩売てるか？沈まずに済んだ船沈める事になるよ」
少女を1人置いて殺気立つ男2人。少女はその内に逃げれば良いものを、ジャージ男の言葉に食いついてその場を離れようとしなかった。
雨は更に強さを増す。暫く両者が睨み合い、沈黙が続いたが、男達は口を開く
「いいか？フェイ、これはマジギレじゃねえ。ただの組手だ。だからルールを犯したことにはならねぇ」
「わかてるね。いいから早くやるよ」
試合のゴングが鳴るように、雷が轟いた
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かぴばら2(プロフ) - キースさん» 結構量あるのに…！！ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように精進します！！ (2020年12月27日 0時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - あえてこちらにコメントさせて貰いました！かぴばらさんが更新されているところまで読ませていただきました！とっってもタイプです！ずっと応援してます！頑張れ！(￣▽￣)ゞ (2020年12月25日 23時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» キャラも世界観も話の内容もめちゃくちゃ良いですよね！！あの作品は人生のバイブルです…。応援ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年12月25日 22時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 気付いて下さった......!実は私も大好きな漫画なんですよ( ﾉ^ω^)ﾉ応援してますよ~!! (2020年12月24日 18時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» コメント今気付きました！遅れて申し訳ないです！ば、バレてしまいましたね…！私の人生にモロ影響与えた漫画なので使わせてぇなと思ったのが3年前です…。ぶっちゃけまずいと思った時には後に引けなくなってしまいました…ﾄﾎﾎ (2020年12月23日 19時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年5月5日 0時
