この世でたった1人の審神者様弐 (ページ2)

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巴「高校生だ」静形「ここもまた、変わった奴が多いな」巴「あの子なら、元気さ」静形「なら、また、良き友ができるといいな」ページ2

『……、入学式だね……』

太郎「はい。そうですね」

『……、人が多い……』

長谷部「どうしました？」

『敬語に戻ってるし……』

長曽祢「気にすんなよ！ほれ、さっさと体育館いこーぜ！」

『いやいや、まず、今日着てる人が多い！』

蜻蛉切「そ、そうですな……」

『確か、来るメンバーって……』

蜻蛉切「私と太郎殿です」

『2人とも、帰れ！』

長谷部「な、何故！」

長曽祢「いや、暇だったからな」

『……、家で待ってて。長谷部、主命』

長谷部「うっ、分かりました。おい、長曽祢帰るぞ！」

『ごめんね。家で待ってて！』

長曽祢「分かった。待ってるぞ」

2人は、帰っていった

蜻蛉切と太郎が入学式に参加した

入学式終わってからは、クラスで担任の挨拶

1年4組

席は変わった名前のこの隣になった

尾長渉

『……、尾長？』

尾長「！ま、間違われなかった！」

『う？うん。尾長でしょ？よろしく』

尾長「おう！」

身長の高い、読み間違いが多そうな子と友達になった

尾長「えーっとお前は、？？」

『鴉A名前で呼んで。義兄弟(きょうだい)多いから』

尾長「おう、よろしくなA」

担任の話が終わり、教室で解散した

『またね、尾長』

尾長「また明日！」

外に出ると……

太郎と蜻蛉切の近くには、人集り

『……はぁ～』

2人のそばまで歩くと

太郎「A」

『！終わったよ！』

蜻蛉切「では、帰りましょう」

さすが、身長の高いだけあってすぐ気づいてくれた

でも、周りの女の人の視線は痛い

太郎「気にする必要は、ありませんよ」

『……、そーだね。帰って手伝わないと』

蜻蛉切「そうですね。短刀達はよかったのですか？」

『あ～、帰りが遅いんだって』

太郎「では、先に帰りましょう」

短刀達は、3年生だけあってやることが多いのか先生にこき使われてる

短刀達は嫌々やってるが……

店に帰れば、出迎えてくれる

短刀達も遅れて帰ってくる

厚「あの、せんこーめ！」

薬研「まーまー、落ち着けって」

乱「落ち着いてらんないよ！なんなの、僕ら雑用じゃない！」

薬研「た、確かにな」

今剣「こんどあったら、むししてやりましょうか？」

『あ、荒れてる……』

前田「私も、許せないですね」

『ひっ！皆怖い。落ち着こう？帰ってきたんだし！』

短刀達の顔は、般若のよう

なんとか落ち着かせ、店を手伝いながら夕飯の準備

いつもの日常