☆あーまーどうぇぽん☆ (ページ3)

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第3話ページ3

ー翌日ー
「…はっ…」
「…んー、今何時だー…？」
「…もう1時か…。そろそろ起きよ。」
「キールー。おーきろー。」
「ふぁー。いやー、寝るって
気持ちいいなー。」
「しばらく寝てないの？」
「それもそーだけど、
俺はあんまり寝なくても良いからな。」
「へー」
「あ、そーだ。『ヤツ』倒しに
行くんじゃなかったっけ？」
「そーだったなー。」
「行くぜ」

ー約5時間後ー
「…わーお☆」
「うわぁー、みすぼらしくなったなー。」
そこには、直径数百メートル、
高さ数キロの岩山っつーか、崖っつーか、
そんな感じだ。
「何も分からんな」
「うるさい」
「この上に居るのか」
「よし、俺を着ろ」
「『俺を着ろ』って言葉初めて聞いた」
「いいから着ろ」
脱ぎ脱ぎぽーい
もぞもぞ…
「よし、着たぞ｣
「じゃあ行くぞ」
ふわふわふわ…
「おー！浮いた！」
「こーやって飛んでいこう」

ー数十分後ー
「ふぅ…、やっと着いた」
岩山の上には、草が生えていて、
いわゆる、幻想的ってやつだ。
「いた」
そこには、いわゆる鳥人と呼ばれる
種族が1人だけでいた。
「おい、お前ー!!」
「ん？何だ、最低の防具じゃないか。」
「うるさいぞ、クズ。」
「なんだと、ぶち転がすぞ！」
「お前らうるせーよ！」
「そーだぞ！」
「黙れキール!!」
「あー、知り合いなのね。」
「おい、闘真。さっさと殺るぞ。」
「おい、キール!!
漢字がおかしくないか?!」
「おかしくない」
てててててーっ
「あ、逃げた」
「だいじょーぶだ、この岩山からは
逃げられない」
「そーなのか」

「…はぁ…はぁ…追い詰めた…」
「クソー！」
「さぁ、潮時だぞー。｣
「怖ーよ！」
「覚悟！鳥人間!!」
ぶんっ
ビュゴォォォ…
「危ねぇっ！」
「とうっ、ほっ！」
ビュルル…ビュゴォォォ…！
「ヤバい、コレは死ぬ」
バサバサバサ…
「あ、飛んだ」
ぴょんぴょんぴょん…
「…しまった、届かない。」
「ガハハ！くらえっ!!」
しゅっ
どっかーん☆
「うわぁ！」
「おーい!!コイツ、一応人間だぞー!!
そんなのしたら死ぬぞー!!」
説明しよう！あの『しゅっ』『どっかーん☆』
のやつは、鳥人間の使う技である。
羽根を爆弾に変えて飛ばすという、
“こっちの世界”では非現実的な技である。
「うるせーな、作者。なんだよ、
『説明しよう！』って。うざ…」
「黙れぃ!!」
シュッ
どっかーん☆
「ぐはぁっ！」
「あ！まともに受けたな！」
つづく☆