☆あーまーどうぇぽん☆ (ページ2)

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第2話ページ2

てくてくてく…

ガサガサガサ…
「んー？何だー？｣
バッ
「うわぁー！魔物だー！」
「なんだ、スライムか。」
「なんだって何だよ！オレ、武器も何も
もってねーぞ。」
「武器ならココにあるぞ」
「え?!どこどこ?!」
グッ
自分を指している。
「最強の防具だ☆」
「(訳わかんねぇーッ。)」
「いいから俺を使え。」
「分かんないけど分かった。」
脱ぎ脱ぎポイッ
「ちょっと、服なんて脱いで、
何するつもりなの?!」
「変な事に誤解するよーな事を言うな!!」
もぞもぞ…
キールを着ーる。
「よし、装備おっけー☆」
「はぁー？何してんの?!」
「さぁ、かかってこい、スライム!!」
「え?!いや、違…」
ゴォッ…
ズドーン!!
スライムの突撃が闘真の腹に直撃した。
「ぎゃぁーーっ!!」
ドサッ

「…うーん…
…お前！何してんだよ！」
「お前、防具のくせに全く使えねーな!!」
「だから、俺は最強の防具
だっつってんだろ!!」
「最強じゃねーじゃんか!!」
「ちげーよ!!いいか?!『最強』って
どー書く?!」
「『最も』に『強い』だろ｣
「そーだよ!!最も強いんだよ!!」
「よー分からん」
「攻撃力が高いんだよ！」
「つまり？」
「要は武器だ！俺は武器だ！」
「そーゆー事か。分からんけど」
「いいから、俺でアイツを叩け！
あ、やさーしくな｣
「優しく？」
「そう、そーっと」
「そーっと叩く。」
「そう。っと叩く」
「……………」
「…………… 」
むんず
「あんまり強く掴むな！痛い！」
「注文が多いな」
そーっ
ちょん
ズゴゴゴガァァーン!!!
…ぷす…ぷすぷす…

「…えぇーッ?!」
「んー…、ちょい強いかな。」
「えぇーッ?!」
「あ、500Ｇ貰えたな」
「えぇーッ?!」
「うるせーよ！」
「ビックリしたんだもん！」
「男だろ。そんな事でいちいち驚くなよ。」
「んな事言ったって…」
「…あ、そーだ。そーだ。」
「…どーした？」
「お前に、俺で倒して欲しいヤツが
いるんだ。」
「ほー」
「俺、相方がいねーと、なんも
出来ねーから。」
「相方て…」
「ヤツの場所は俺がナビするぜ」
「まぁ、今日はもう遅いから、
明日にしよーぜ」
「異議なし」
「…うち来る？」
「お邪魔します！」

「ただいまー」
「お邪魔しまーす｣
その後は、飯食って風呂入って
テレビ見てゲームしてテレビ観て
寝ましたとさ。
つづく☆