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第八輪*帰り道 ページ9

その後その飲み物は志麻さんに譲り私は志麻さんが勧めてくれた飲み物を購入した。



帰り際に志麻さんといかちょこtalkのIDを交換し また機会があったらどこかで食事でもしよう、と約束をした。



今日は出会いが多いな…と考えながら街灯の明かりだけが頼りの人通りの少ない道を歩く。早く帰ろう、と小走りに家に向かう。



ふと前を見ると銀髪だろうか…?金と銀のまざった髪の背の高い細身の男性が歩いていた。先程からなにかをつぶやきながら歩いている。



足取りもなんだかふわふわしているし…具合でも悪いのだろうか…。少々横目に見ながら歩いていると…



「ひょわっ…!?」



妙な叫び声と共にどすっという音が私の耳に届くふと先ほどの男性を見ると何も無い所で倒れていた。



「だ、大丈夫ですか…!?」



気づけば私は咄嗟に倒れていた彼に駆け寄り軽く屈んでは彼に手を差し伸べていた。

彼は「え…あ…」と言葉を探すかのようにポカンと私を見つめていた が状況を把握したのか慌てたように私の手を取り立ち上がる。



「あ…その、すいませんでしたっ」



ペコリと慌てたように彼は頭を下げる。その人は頭をあげると困ったようにあわあわと私に何かを言おうとしていたがなんと言おうか言葉に迷っているようだった。



盛大に転んでいたが大丈夫なのだろうか…彼の言葉を待つことなく「怪我とかしてないですか?」と問いかけ首をかしげ彼を見つめる。彼はあわあわと自分の膝や手などを確認しはじめる。



(なんだか小動物みたいな人だな…)



そんな彼を見ていたらクスリと小さな声が漏れてしまう。私が笑うと彼は私を見て不思議そうに首をかしげる。私はそんな彼に気づき「すいません、なんだか面白い人だなって…」と告げる。



初対面の人にこれは失礼だっただろうか。
彼は「わー…恥ずかしい」と顔を隠していた。



とりあえずは怪我はしていなかったらしく一段落し 彼の家がこの辺らしく途中まで一緒に帰ることになった。




「あ、名前まだ言ってなかったよね、僕 相川真冬っていいます!」




*❀ 。゜⋆*❀。゜⋆。


続く



⋆✿。゜⋆。゜⋆*❀٭


相川 真冬→まふまふ

第九輪*就寝→←第七輪*変な人



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設定タグ:歌い手 , AtR , 浦島坂田船   
作品ジャンル:恋愛
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いかげそちょこ(プロフ) - スイさん» こんにちは、はじめまして!コメントありがとうございます…!そう言っていただけて嬉しいです…!更新頑張りますので最後までお付き合い頂けるとうれしいです…! (2017年6月1日 20時) (レス) id: fe55f125d6 (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 題名素敵だな〜と思って読んでみたら、内容まで素敵でビックリしちゃいました笑 続き凄く楽しみです!なんだか上からっぽくなった気がして申し訳ないのですが…。頑張って下さい! (2017年6月1日 18時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
いかげそちょこ(プロフ) - あーらさん» こんにちは、初めまして!コメントありがとうございます…!褒めていただけてとても嬉しいです…!ありがとうございます!これからも応援してくださると嬉しいです(*´∀`*) (2017年5月28日 17時) (レス) id: fe55f125d6 (このIDを非表示/違反報告)
あーら(プロフ) - こんにちは!言葉遣いとかにすご惹かれました!凄いですね!これからも更新楽しみに待ってます!無理のない程度に頑張ってください! (2017年5月28日 8時) (レス) id: 3d94a8f31b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いかげそちょこ | 作成日時:2017年5月28日 0時

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