34 ページ34
そして夕食の時間
将吾「はいあーん」
華音「ﾊﾟｸｯ」
大夢「可愛い〜」
女子から離れた場所で食事をする
将吾「やっぱり信じれないです 昔から
仲が良かった涙華は別として他の女子は
やっぱり信じることは無理でしたね
涙華は中学時代に同じクラスで
家にも遊びに来たりして華音が
まだ赤ちゃんの時から気にかけてくれてて
だから涙華は良いんですけど特に篠倉さんは…」
涙華「あ 将吾言ったんですね じゃあいいか
私が来た時に将吾が言ったんです
「自担のこと守れるよな」って
だから華音ちゃんが怪我した時に
自分を責めちゃって骨折なんて
パフォーマンスに支障が出ちゃうし
そしたら休憩時間に将吾と華音ちゃんが
「これからも近くにいて欲しい」って
言ってくれたんです」
華音「骨折は……辛いですけど
神様から与えられたハンデだとでも
思っておきたいと思います
デビューはしたいけど仕組まれたデビューは
絶対にしたくないって思ってて
前の事務所で２組同時デビューをされてて
実はその６人組に加入してデビューって
言われたんです でもその直後に事務所で
「社長が変わって心配されてるからこそ
あいつに実力がなくてもデビューさせて
何かインパクトを作らなきゃいけない
吉本興業では韓国の事務所と共同で
ボーイズグループを作るから
ここで女をデビューさせるのが最善作」って
だから加入もデビューも断りました。
今回こそは実力でデビューしたくて
スカウトして頂いた時に
「こんなにいい機会はない」って思いました」
それぞれが事情を抱えている
洸人「これ食べる？」
華音「グミ！☆°｡(* ॑꒳ ॑* )」
将吾「ほんとにグミ好きだね」
涙華「華音ちゃん オレンジあげる〜」
華音「涙華ちゃんも一緒に食べよ！」
涙華「推しの言うことは聞かなきゃね！」
将吾「出た〜華音ガチ勢」
蓮汰「華音ちゃん指可哀想……大丈夫？」
華音「ん〜痛い！」
豊凡「見て 本番はこの黒い包帯を上に巻いて
曲の雰囲気と合わせるらしい」
涙華「めっちゃカッコイイ！」
将吾「華音 ここ来てカッコイイ系になったな」
波留「ほんとそれなです
あのThe女子キラキラアイドルの華音ちゃんは
いったいどこに置いてきたの？
なるが取ってきてあげようかって感じです」
華音「ん〜前の事務所の余分な知識は
その事務所に置いてきた
持ってきたのはパフォーマンス技術！
役立つことは持っとかないと！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲 | 作成日時：2021年7月12日 0時
