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蓮汰「『練習しても
できなかった』っていう
「練習」は自分が思う何倍も
してから「できなかった」って言わないと
周りは付いてこないと思うから
それは一応言いたかった」
ずっと前だけを見て走り続けていた
仲間の切なる想い
直輝「この無限大SIX PLANETSの
サブボーカルは柊しかおらん」
柊「それは思ったから今やってるし ただ
じゃあどう頑張ればいいの？とは思っちゃう
これをずっと歌ってればいいんですか？
今の自分の声に満足してないし
先に行くための練習が分かんないから
技術的な事も教えてほしいっていうのもある
でもそこまで歌って時間取れないし……」
初めてメンバーにSOSを出した
直輝「やっとフィルターをどかして柊の
本音が聞けた気がして
じゃあできるまでやろうよって」
柊「直輝くんが言ってきてくれてなかったら
また話せないで終わってたと思うんですよ
だから本当に直輝くんには感謝してる」
華音「華音も言う ごめんなさい
３人のサポートできません
最初はチームのためで
自分が頑張ればって思ってたけど
思い出しちゃって(泣)
お兄ちゃんが同じ事務所を辞めた時に
自分が頑張らなきゃって６歳なりに
考えて引き受けすぎて倒れたこと(泣)
もう同じことして家族やチームに
迷惑かけたくなからごめんなさい(泣)
みんなで少しずつ背負いませんか？(泣)」
初めてみんなの前で弱音を吐いた
将吾「そんなこと考えて泣いてたのかよ」
華音「だって(泣)」
将吾「ずっとそうだったけど
『勝利』の文字しか頭にないから
俺も皆を信じてるし
皆も俺を信じてほしいし
死ぬ気で 頑張りましょう！」
古瀬の堪えていた涙が溢れ出す
直輝「悔しかったよ それだけ本気で
パフォーマンスに向き合ってるし
この７人でできるのも あと数回だから
勝ち取りにいきましょう」
将吾「柊！」
柊「選んでもらったからには
絶対に力になるって決めてたので」
ずっと持ち続けていた変わらない想い
ようやく１つになって輝き出した
SIX PLANETS
その後の練習で
古瀬に教わりにいく小堀
無限の可能性を秘めた７人
真祐「化学反応を起こして
絶対１組に勝ちます」
柊「勝って みんなで次の順位発表
残れるっていうのが １番目標ですね」
将吾「無限大の可能性があるので 僕たちの
チームには 楽しみにしててほしいです」
果たしてSIX PLANETSは
化学反応を起こせるのか
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作者名：玲 | 作成日時：2021年7月12日 0時
