元スノの姫は俳優さんの妹

出産※時間が吹っ飛びます。 ページ6

蓮side


ピコン！
A目黒!助けろ!陣痛きた!今日はフジテレビだろ?私はそこの2階の205に居るから。急げ目黒!

確かにフジテレビだけど急じゃね？
それにアイツまだ9ヶ月だし。

ん？9ヶ月…陣痛…1ヶ月足りない…双子…
普通にヤバいじゃん！

急いで言われた部屋に向かった。

A「目黒ﾊｧﾊｧ我慢してたんだけどﾊｧﾊｧ
さっき10分感覚にﾊｧﾊｧなっちゃったｲﾃﾃﾃﾃ」

『マネージャーは？』

A「ラウールのﾊｧﾊｧ送迎ｲﾃﾃﾃﾃ」

そう。マネージャーの手配が出来なくて，
脱退して7ヶ月経った今でも
同じマネージャーにお世話になってる。

『救急車がいい？それとも車で送って欲しい？
選んでいいぞ〜』

A「送ってﾊｧﾊｧ」

『了解しました。』

スタッフさん達に説明して病院に向かった。

A「朝から痛くてﾊｧﾊｧもう12時間くらいｲﾃ」

医師「半日前か。初産なのによく耐えたね。」

A「どれくらいﾊｧﾊｧ進んでますか…？」

医師「診察してみようか。」

診察してもらうと…

医師「もう頭見えてるよ？
ここで産んじゃおうか！」

ここでって通されたところ陣痛室なんだけど？

看護師「必要なもの運んで来ます。」

医師「急いで。もう少しで1人生まれるから。」

看護師「はい！」

医師「付き添いの方，
旦那さんじゃないわよね？
旦那さんに連絡してあげて下さい。」

『わかりました。』

一旦，部屋を出て電話した。

『もしもし琉弥くん？』

琉弥『どうしました？』

『Aがさ。産気づいたって言うの？
分かんねぇけど1人目の頭見えてるって。』

琉弥『分かりました！すぐに行きます！
病院の近くなんで！』

部屋に戻ると
Aは運ばれて来たお産用の台？の上だった。

A「目黒〜！琉弥は？」

『すぐ来るって。』

医師「あれ？進まないね。」

看護師「水上さん，息んでみて？」

A「ん"ん"ん"ん"あ"〜！」

医師「頭出たわよ！」

バン！

琉弥「A！」

A「りゅう〜痛いよ〜」

琉弥「頑張れ！」

医師「肩出るからﾌｩｰってしてね。」

A「ﾌｩｰﾌｩｰ」

医師「肩出たからね〜。大きく吸って！」

A「ｽｩｰ」

医師「吐いて！」

A「ﾌｩｰ」

おぎゃーおぎゃー

医師「おめでとうございます！
元気な男の子です！体重は2500gです！」

看護師「胸元に寝かせますね。」









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