お家と決意 ページ31
Aside
今から家に行く。隣にはベビーカーを
押してくれてる琉弥が居る。
しばらく歩くと家に着いた。
琉弥「大丈夫だよ。」
『うん。』
ガチャ
健史「帰って来たのかよ。
そりゃガキがずっと帰って来ないなんて
無理だよな。昨日は静かでゆっくり寝れたよ」
『何？その言い方。
いつも優莉が泣いてもゆっくり寝とるやん。』
健史「悪いかよ。」
『別に。』
優莉「ふぇぇぇぇん(泣)」
琉弥「泣かない泣かない。」
健史「うるさ。」
『なんねその言い方！
あんたの妹でもあるとばい？
それでも兄貴ね！有り得んたい！』
健史「なりたくてお前らの兄貴に
なったとやなか！」
『私もなりたくて
お兄の妹になったとやなか！』
健史「なんねその言い方！
こっちだって住みたくて
お前と住んどるっちゃなか！」
『はぁ？
お前が一緒に東京行こうって言ったんやろ？
今更なんば言いよっとね！』
健史「だいたいまだ付き合ってんのかよ！
別れろって言ったやろ！」
『何がいかんとね！関係ないやん！』
健史「もういい！帰って来んな！」
『帰らへんわ！こんな家！』
琉弥「落ち着けって。」
『いいの。行くよ。』
健史「荷物，持ってけ。」
『あんたが居らん時に取りに来る。
見てるだけでイライラするわ！』
急いで家を出た。
琉弥「一旦落ち着こ？」
『ごめん。』
琉弥「全然。この際，3人で暮らす？」
『え？』
琉弥「お兄さんと一緒に住むの辛いんでしょ？
それに俺ん家でもみんなに気使うでしょ？」
『琉弥はいいの？実家を離れるなんて』
琉弥「近くにしたらいつでも会えるじゃん！」
『せめて高校卒業までは実家に居なよ。』
琉弥「じゃあAと優莉もうちに居なよ。
お母さん専業主婦だし仕事や学校の時は
優莉を預けられるよ？」
『ううん。高校卒業するまでは
2人で家を借りて琉弥を待ってる。』
琉弥「ダメ。世の中なにがあるか分からない。
特にAと優莉は可愛いんだから尚更。」
『可愛くないよ。』
琉弥「じゃあ綺麗。」
『お世辞は要りません！』
琉弥「お世辞じゃねぇし！」
また琉弥の家に行くと
全員が「おかえり」と迎えてくれた。
琉弥「今日からAと優莉はここに住みます！
反対の人！」
父親「誰が反対すんだよw」
花彩「Aちゃんよろしく！」
次女「お姉ちゃんが増えた〜！」
三女「やった〜！」
母親「嫁姑問題は無いから安心してねw」
優しい家族だな〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HIKARU(プロフ) - 次の日の『喋った！でもママじゃないくてねぇね。』は、いがいらないと思います (2021年1月31日 22時) (
レス) id: 995c9b756e (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - みなさん» 気付きませんでした！教えてくださいりありがとうございます！ (2021年1月30日 22時) (レス) id: 3acde84a02 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 夜のとこのはやとの漢字間違ってますよ〜隼じゃなくて勇です。細かくてすみません笑ちょっと気になったんで笑 (2021年1月30日 22時) (レス) id: 9f6e29ac44 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - HIKARUさん» 了解致しました！ありがとうございます！ (2021年1月30日 8時) (レス) id: 3acde84a02 (このIDを非表示/違反報告)
HIKARU(プロフ) - ラウール「なんか家族のみたいな 雰囲気だった。琉弥くんがオムツ替えたり 寝かせたり。お似合いなんだよね。」はのがいらないど思います (2021年1月30日 1時) (レス) id: 995c9b756e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：玲 | 作成日時：2020年12月31日 23時
