7部「スプラテューンを行え」 ページ25
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「………ワオ」
はい、どうも豆腐野郎です。今すぐお引取り下さい。
ついアメリカチックな反応が口から溢れた。真っ白な部屋に浮いている、カラフルな服装。見覚えがある男…ジャイロがギョッとしてこちらを見たが、すぐに視線を前方に戻す。
今回は随分と大人数が閉じ込められていた。
ジョニィにジャイロにディエゴにホットパンツに…後のメンツは知らなかったのだが、ウェカピポ、サンドマンだと教えられる。2回目の人は見慣れた光景を見回し、初参戦の人は困惑したように首を傾げていた。
ベテランである私？ 心のなかで恨み節を並べていました。
「……アスレチックか？」
「ああ、そうだろうな。これをクリアしろという命令だろうか」
「………ちょっと待て。ここは何処なんだ」
思っていることを口に出す。
いつもと変わらぬ、もう慣れた白。大体は見慣れたメンバー。
────そして、クソ広い部屋とアスレチックに武器。
「…命令は、スプ◯トゥーンをやれ、だそうです」
「……スプラト◯ーン？」
「おい伏せ字をズラすな」
白い紙に書いてあったものを読む。だが、全くもって分からない。
ディエゴが聞き返してきたが、その両手には謎の鋭いカギ爪が付いていた。プラスチック製なのか透明で、中には蛍光色の青色インクが入っている。
他のメンツの武器と色も紹介しておこう。
ジョニィはシューター。水色。
ジャイロはボム。緑色。
ディエゴはカギ爪。青色。
ホットパンツはスプレー。ピンク色。
ウェカピポは少し変わった形状のボム。黄色。
サンドマンはスパイクシューズ。オレンジ色。
私は───刀。白色。
「おおッ、ジャパニーズサムライ！」
「フン。まァ……このDioが扱うには、少々ショボい武器だな」
「いやピッタリでしょ。ショボさも含めて。…僕、エイムには自信あるから」
「これは……水風船か？」
「……蹴りやすそうだな」
「──おい、野郎共。…黙れ」
ホットパンツの一言で全員が静まる。
いや、アンタも野郎だろ…というツッコミは飲み込んでおいた。指先を上下させながら示した方向は、憎き命令の紙。いつの間にか、字が変わっていたらしい。
制限時間内に、自らの色を塗り広げろ。
人物同士の色の塗り合いは結構。頑張れ、だそう。
…うん。頑張れってムカつくな。
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結兎亜(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストで、ジョニィの…軽めに、「ハグしないと出られない部屋」、お願いしますっ！ (2022年12月4日 18時) (
レス) id: 7bda5675bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり - 天才羨ましい、、そっか···神ってマジでいるんだ··· (2022年12月4日 15時) (レス) @page41 id: 7a9a52b587 (このIDを非表示/違反報告)
スズメ(プロフ) - 作者さんの短編とても面白いです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))作者さんのほかの小説が読んでみたくて。処刑少女と××という小説を読んでみたいのですが、もしよろしければパスワードを教えて頂けませんか。 (2022年11月26日 10時) (レス) id: e3bb4f0ab3 (このIDを非表示/違反報告)
ケイキ(プロフ) - 更新お疲れ様です！いつも楽しく読ませてもらってます！あと腐の短編集めちゃくちゃ読みたいです… (2022年11月21日 6時) (レス) @page39 id: 0694030e7d (このIDを非表示/違反報告)
森(プロフ) - うおおお!?めっちゃ面白いです!!単純明快大ピンチ…な、なんか頭に電柱が駆け巡るんですが… (2022年10月24日 21時) (レス) @page30 id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どりこく x他2人 | 作成日時：2022年9月11日 10時
