26話 ページ27
A「鱗滝さん！行ってきます！」
炭治郎「鱗滝さん！行ってきます！
錆兎と真菰によろしく！」
今日は最終選別に行く日。
必ず生き残って、禰豆子を人間に戻す！
戻してみせる！！
最終選別が行われる藤襲山に続く階段を上りきると、
そこには沢山の人の姿があった。
みんな刀を持っていて神妙な表情だった。
A「……女の子、いる？」
男の子ばかりがいて女の子が見当たらなかった。
……あっ、いた！
キョロキョロと周りを見ていると
一人の少女を見つけた。
その少女は蝶の髪飾りをつけていて、
微笑みを浮かべていた。
あの髪飾り、何処かで見た気が……。
どこで見たんだろう？
その時、黒髪と白髪の子供達が出てきた。
そして、静かな声で話し始めた。
黒髪「皆様。今宵は最終選別にお集まりくださって
ありがとうございます。
この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした
鬼が閉じ込めてあり、外に出ることはできません。」
白髪「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が
一年中狂い咲いているからでございます。」
黒髪「しかし、ここから先には藤の花は
咲いておりませんから鬼共がおります。
この中で7日間生き抜く。」
白髪「それが最終選別の合格条件でございます。
では行ってらっしゃいませ。」
その子達が私達受験者にお辞儀をする。
その瞬間、受験者は一斉に山へと走っていった。
炭治郎「A行こう」
私は兄の背中を追いかけた。
山の中は暗かった。
藤の花もなくなり険しい山中。
それを暫く進んでいると二人の鬼が現れた。
鬼1「オイオイ！てめぇは向こうにいけ！
俺がこいつらを喰う！」
鬼2「いや、貴様が失せろ！」
お兄ちゃんと一人ずつ倒そう。
鬼1「俺の獲物だぞ！」
鬼2「黙れ！！先に殺ったほうが喰えばいいだろうが！」
鬼1「久方ぶりの人肉だ！！」
落ち着いて、呼吸を整えて。
炭治郎、A「全集中・水の呼吸……」
炭治郎「肆の型 打ち潮」
A「壱の型 水面斬り」
頸を斬ると鬼はボロボロに崩れていった。
鱗滝さんにもらった刀で頸を斬ると、
骨も残らないのか.......成仏してください。
私とお兄ちゃんはそっと手を合わせた。
「うわあああ！」
「なんで大型の異形がいるんだよ！聞いてない！こんなの！」
その時、近くから大きな悲鳴が聞こえた。
お兄ちゃんも警戒したような表情になった。
私とお兄ちゃんは声の聞こえた方向に走り出した。
続く (更新停止中)
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愛っち(プロフ) - さなえさん» ありがとうございます‼️とても嬉しいです〜✨✨これからも更新頑張ってください😆 (2023年3月10日 20時) (
レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - 双子妹のイラストを描きました✨是非みてください‼️掲載したい時は、(やり方)画像マークを押す→みんなの素材をクリック→新着の順番にクリックすると、画像が出て来ます。イラストは題名付きで載ってますので、どうぞ見てくださいね😉 (2023年3月6日 22時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - 読んでみて、とてもいい作品ですね。お気に入り登録しましたので、これからも更新頑張ってくださいね✨応援してます〜‼️ (2023年3月6日 19時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さなえ | 作成日時：2023年2月11日 22時
