やっぱり保乃には… 田村保乃 ページ46
あなた 一般人
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あなたside
?「A?」
街を歩いていると後ろから誰かに名前を呼ばれた
反射的に足が止まる
聞き馴染みのある声、落ち着く声、たまに思い出して苦しくなる声、最近テレビからよく聞こえる声
そして私が今でもずっと大好きな声
そんなの振り返らなくたって誰だかわかる
だけど振り返ったらきっとこの気持ちが溢れてしまうと思い、一度止めた足をまた動かす
?「なあ!Aやろ!なんで無視するんよ!」
振り返らずには居られなかった
「っ、保乃」
田村「ふふ、やっぱりAやった、久しぶりやね」
久しぶりに会ったほのはマスクにメガネ、帽子をかぶっていて、ああ、ちゃんとアイドルなんだなって実感した
「綺麗になったね」
田村「嬉しい、ありがとな、Aもな!」
「ありがと、なんか保乃ほんとにアイドルって感じ」
田村「なんやねんそれ!アイドルなんやで〜、櫻坂46の田村保乃です」
キラキラしてる笑顔は今でも変わっていなかった
「ふふ、存じ上げております」
田村「保乃のことちゃんと見ててくれとる〜?」
「当たり前」
田村「さすがA〜!なあ立ち話なんてあれやから、ここから近いし家来おへん?」
断るべきだよね
だって私の気持ちは迷惑になる
「あー、、用事あって」
田村「ほんまに?Aが耳触る時は嘘つくときやろ?保乃知ってるからな〜?笑」
「ん、お邪魔してもいい、?」
田村「もちろん!!」
いつまでも保乃には弱い
絶対に勝てない相手
何年かぶりに会ったのに、今では連絡先も知らない関係なのに、久しぶり感がなくて、まるであの頃に戻った気分だった
田村「保乃ん家ここやで」
「でか」
田村「ふふ〜、さっ、入って!」
「ひろーい、私もこんな生活したーい」
田村「じゃあ保乃ん家住めばいいやーん」
「何言っとんねーん」
本気だったらいいのになんて思ったり
田村「ご飯食べた?」
「まだー」
田村「保乃も、作る?」
「保乃が?!食べたい!!」
田村「ええ、保乃Aの食べたーいー」
「んー、いやいや今日は保乃ね?私のは今度」
"今度"なんて来るのかな?来て欲しいな
田村「また来てな?いつでもLINEしてくれれば、、あ、交換してないんやったね、せーへん?」
「ん、いいの?」
田村「保乃はええけど、Aは?」
「大丈夫だよ」
やったぁ!と嬉しそうに小さくガッツポーズをする保乃に胸がぎゅっとなった
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こう - 山下瞳月ちゃんとのお話がみたいです。夢主は3期生でお願いします (3月16日 17時) (レス) id: 1df55b4cf2 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - こんばんは。この小説が好きでいつも読ませてもらってます!リクエストなんですが、村山美羽ちゃんとの甘々なお話が読みたいです! (1月2日 1時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 始まって、メンバーがいつ⁈いつからなの⁈とザワザワして収集がつかなくなるオチだと良いなと思います。 (6月3日 20時) (レス) id: a02426ab2b (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 関西弁の続きで、夢主が写真集をとって、そこさくで澤部さんが写真集をいやらしい目で見てそれを夢主が恥ずかしがってるのを見て夏鈴ちゃんがそんな目で夢主の写真集見ないでくださいと止める話が読みたいです!そこでゆいぽんから二人とも付き合ってるの?と (6月3日 20時) (レス) id: a02426ab2b (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 意思の続きが読みたいです! (2023年1月9日 16時) (レス) @page36 id: 0f8eadd16f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おれんじじゅーす | 作成日時:2021年10月29日 22時