悲しい嘘 渡邉理佐 ページ12
あなた 櫻坂1期生
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あなたside
「おぜ、ぎゅーして」
尾関「え？急にどうしたの？」
「おぜにぎゅーされたい気分なの」
尾関「いいけど、」
おぜは理佐をチラチラと気にしている
「お願い、はやく」
尾関「ええ、わかったいいよ、おいで」
何かを察したように手を広げて私を受け止めてくれた
「ふふ、ありがと尾関好き」
尾関「私も好きだよ〜」
理佐を見ると目が合った
だけど直ぐに逸らした
いつもならお互い微笑み合う
だけど今の私にそんな余裕はない
尾関「理佐となんかあった？言いたくなかったら全然言わなくていいからね」
「理佐なんて知らないもん。どうでもいい」
尾関「そんなことないでしょ？」
「だって、だってずっと他の子に好きとか可愛いとか言ってる
それに、」
尾関「それに？」
「理佐がモテすぎて辛い、」
それは数十分前の話
飲み物を買いに楽屋を出て廊下を歩いてると見慣れた人影が目に入った
盗み聞きは良くないとわかっていながらも気になる欲に負け耳を傾けてしまった
それが良くなかった
『理佐さん、！』
理佐…？
『来てくださりありがとうございます』
理佐「ううん全然大丈夫だよ〜
どうしたの？」
やっぱり理佐だ、
『あの、理佐さん、私、』
理佐「ゆっくりでいいよ」
理佐の手が相手の女の子の頭に優しく乗る
『私、ずっと理佐さんの事が、』
聞きたくない
だけど足が動かない
『好きです』
相手から発された言葉が頭の中で何回もリピートされる
『お仕事終わったあと少し時間ください
お話したいです、』
理佐「わかった、」
私は飲み物を買いに来たことすら忘れ、そのまま楽屋に戻った
楽屋に戻るとメンバーに「飲み物買いに行ったのに買わないで帰ってきたの？」なんて笑われた
少しすると理佐が戻ってきた
何事も無かったようにいつも通りの表情で。
横目でチラチラ見てるとこっちに向かって歩いてきた
理佐「Aごめん、用事入っちゃったから一緒に帰るのちょっと待っててくれる？
すぐ終わるから！」
「用事って？」
理佐「…あー…インタビューかな」
なんで隠すの？
あの子と会うんでしょ？
「…わかった」
ギクシャクしたまま今日のお仕事が終わった
理佐を待つ気にもなれず帰る準備をする
尾関「なんかあったらうちおいでね」
「うん、ありがと」
メンバーに挨拶して楽屋を出る
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こう - 山下瞳月ちゃんとのお話がみたいです。夢主は3期生でお願いします (3月16日 17時) (
レス) id: 1df55b4cf2 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - こんばんは。この小説が好きでいつも読ませてもらってます！リクエストなんですが、村山美羽ちゃんとの甘々なお話が読みたいです！ (1月2日 1時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 始まって、メンバーがいつ⁈いつからなの⁈とザワザワして収集がつかなくなるオチだと良いなと思います。 (6月3日 20時) (レス) id: a02426ab2b (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 関西弁の続きで、夢主が写真集をとって、そこさくで澤部さんが写真集をいやらしい目で見てそれを夢主が恥ずかしがってるのを見て夏鈴ちゃんがそんな目で夢主の写真集見ないでくださいと止める話が読みたいです！そこでゆいぽんから二人とも付き合ってるの？と (6月3日 20時) (レス) id: a02426ab2b (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - 意思の続きが読みたいです！ (2023年1月9日 16時) (レス) @page36 id: 0f8eadd16f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじじゅーす | 作成日時：2021年10月29日 22時
