坂道 短編集 part3

惚 森田ひかる ページ2

あなた 櫻坂1期生
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森田side


いつも通りの楽屋


「おはようございまーす」


ドアの方を見ると目を疑った



森田「かっこいい、」



綺麗な茶色で長い髪の毛のAさんがバッサリ切っていた

おまけに黒く染まっていた


身長も高くてスタイル良くて優しくて元々かっこよかったのに更にかっこよくなっている



田村「あれはあかんわ、」


藤吉「最高、」



2期生みんな口空いてるし



理佐「え！切ったの！」


「切った切った〜」


理佐「めっちゃいい」


菅井「Aかっこよすぎる」


「えぇ、ありがと笑」



恥ずかしい〜なんて照れてる姿もかっこいい



土生「こちらの世界へようこそ」


「よろしくお願いします土生先生！」


守屋「ねぇイケボでなんか言ってよ笑」


「みんな、愛してる」


守屋「うっわこれやばいわ」



やっばい、心臓バクバク



松田「Aさんかっこよすぎます、」


「やめてよ照れるから笑

でもありがとう」


松田の頭を優しく撫でたAさん


ずるいぞ松田！



田村「ひぃちゃん行ってきなよ！」


森田「いやいいよ」


田村「相変わらずヘタレやな〜笑」


森田「うるさいなぁ」


私のAさんへの想いを知っているのは保乃ちゃんだけ


メンバーに囲まれて満更でもなさそうなAさんを遠くから眺める


かっこいいも可愛いも兼ね備えたAさんは強いと思う


そんなの惚れるって

逆に惚れない人いるの？


あぁ、好き


「ひーかーるー！」ギュ


森田「うぇ！」


「うぇって笑

酷いよひかる笑」


森田「えっ、やっ、違うくて、

えっ、保乃ちゃん！」


田村「夏鈴ちゃーん！」


まじか、まじですか


森田「どうしたんですか？」


「うーん、なんか恥ずかしくなってきたから逃げてきた！」


ギャップ！


森田「Aさん、かっこいいです、めっちゃいいと思います」


「あ〜ひかるまでそう言ってからかう〜」


森田「いやほんとに！」


「ふふっ、ひかるは今日も可愛いね」


うっ、輝かしい微笑み付きの可愛いねいただきました！



「顔真っ赤じゃん」


森田「だって、」


「だってなに？」


森田「なんでもないです〜！


私にもイケボでなんかやってくださいよ〜」


「えぇ、…わかった

ひかる、世界で一番愛してる


…これ本気だから」


森田「えっ、」


「あー！もう戻る！！」


走って戻るAさん

ちらっと見えた顔は真っ赤だった


そんなの、期待しちゃうじゃん、


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