新しいこと ページ28
それからしばらくて、だいちゃんが仕事に行くタイミングで淳太くんと照史くんも帰っていった。
Prrrr...
携帯の画面を見ると、”吉田ちゃん”の文字。
『はい、もしもし』
電話の内容は、今後の仕事は基本的に吉田ちゃんが付き添えるものまたは、一人で大丈夫な仕事に制限されるという話だった。
でも、今回のことは大ごとにならずに済むらしい。
私にとっては、仕事が減ってしまっても、今後も続けていけることが何より嬉しかった。
吉｢仕事が制限されるとはいえ、私がしっかりもらってくるから覚悟しててね！｣
『よろしくお願いします！』
そして明日、吉田ちゃんと社長のところへ、挨拶しに行く約束をして電話を切った。
ー翌日ー
『社長、この度はご迷惑をおかけして、本当にすみませんでした。』
社｢Aちゃんが謝る必要ないのよ。ごめんなさいね。怖い思いをさせてしまって...本当にごめんなさい。｣
『そんな！私、これからも精一杯頑張っていきます。』
吉｢今後は、私が責任をもってAちゃんをマネジメントしていきますので。｣
社｢二人とも頼もしいわね！みんなで前を向いて頑張っていきましょう。｣
『｢はい！｣』
改めて”頑張るぞ！”と気合いを入れたところで、吉田ちゃんと社長室をあとにした。
吉｢Aちゃん｣
『ん？』
吉｢今週あと三日あるけど、この三日間はしっかり休んでね！｣
『え？』
吉｢実はもういくつか仕事のオファーがきてるの｣
『え！もう！？』
吉｢私を誰だと思ってるの？(笑)｣
吉田ちゃんから聞いた仕事は、ドラマの主題歌と出演のオファー、それに伴って主題歌のレコーディング。
『ちょ、ちょっと待って！主題歌だけじゃなくて出演！？私が！？』
吉｢ヒロイン役でね(笑)｣
『ヒ、ヒロイン！？』
吉｢監督から、ヒロインのイメージがAちゃんピッタリだから、ぜひお願いしたいって！｣
『それはすごく嬉しいけど、大丈夫かな...？私、演技とかほとんどやったことないのに...』
吉｢大丈夫よ！詳しくはこの資料を見てね！はいっ｣
『何を根拠に...って、え！事後報告！？』
吉｢だって本当にAちゃんにピッタリの仕事なんだもん！何事もやってみないと！｣
『まぁ、それはそうだけど、』
吉｢来週、出演者のみなさんと顔合わせだからよろしくね！｣
『はい...』
正直、不安でいっぱいだけど...
とにかく精一杯頑張ろう！
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亜由 - 2人とも照れてその様子をお兄ちゃん組は見守っててシゲとのんちゃんが騒いでるお話を書いてもらえませか？ (2022年7月1日 23時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - こんばんは。小説読みました。京セラドームで皆がMC中にサプライズで主夢が神ちゃんの誕生日をお祝いする楽屋で主夢が神ちゃんにお手紙を読んで皆でケーキを食べてたら神ちゃんが主夢にケーキをあーんして食べさせたり食べさせあったりしてる (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎(ﾏﾙ) | 作成日時：2021年11月27日 21時
