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TH「なんだよ携帯ばっか見てさ」
「え?あ、すまん」
TH「もっと可愛いお返事してください」
今日のお昼はご飯とスープがセットのハンバーグ屋さん。テヒョンがずっと行きたがってたとこだけど、やっと来れた本人は思ってたより微妙な味だと。なんてこった。
TH「カトク?」
「気になる?」
TH「ご飯食べるか携帯いじるか一つにして」
なんだ?今日はちょっと不機嫌気味。
「ちょっとこれだけ返してから食べる」
TH「グギ?」
「あ、うん」
ばれてる。
今丁度、ジョングクからお昼時間とカトクがきたから、私もテヒョンとお昼だよと返すとこだった。
TH「グギとデートしたの?」
「今日不機嫌じゃない?」
少しだけごまかしてみる。ジョングクとデートしたことは内緒にしなきゃだから。でもそういやこの人ジョングクの気持ち知ってるんだよね。
TH「うん。不機嫌」
「またあの先輩に怒られたの?」
TH「お前がジョングクとデートしたのばれてないとでも思ってる?」
テヒョンにつられて私も少しムスッとなってしまう。なんで?ジョングクとデートしたら悪いわけ?って思わず口からでそうになった。
TH「俺たちの仲だから隠し事、通用しないってお前も分かるでしょ?」
「うん」
TH「その首もグギにつけられたんでしょ」
ハッと首元を隠す。服で上手く隠してたのに。
『あれ、泣き止んだね?これヌナは俺のものっていう印』
あの時泣いている私の首に刺激が走って、ジョングクは真剣にそう言った。
家に帰って鏡で見てみると、首の一部が赤くなってて、でも別に嫌じゃなかった。むしろなんか、ぞわぞわした変な気持ち。
TH「お前、グギのこと好きなの?」
「ん、それは分かんない」
本当に分からない。
TH「グギの恋応援するって言ってたじゃん」
「そうだけど、」
そうだけど、私を好きって言ってくれてるジョンググに何ができるのか、分からない。
TH「グギの気持ち知ってるから申し訳なくてついて行ってんの?」
「なに、それ」
TH「グギのこと好きじゃないなら、期待させないほうがいいんじゃない?」
「っ、」
テヒョンの言う通りだと思った。気持ちを整理してきちんと向き合わなきゃいけないのに、私はジョングクを期待させてるだけ。
TH「好きなの?どっちなの?」
「っ、分かんないって言ってんじゃん」
TH「じゃあ俺ともデートしてよA」
目を見ればテヒョンが真剣なことくらい分かるのに
「嫌、ふざけないで」
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ぷに子(プロフ) - 二足歩行のアザラシ様!コメントありがとうございます。作者のさななん(ぷに子)です!長らく更新できずすみませんでした(泣)そして皆様優しすぎてラブです、、、更新頑張りますね!元気でました!本当にありがとうございます(泣) (2021年4月5日 17時) (レス) id: 898c33edea (このIDを非表示/違反報告)
二足歩行のアザラシ(プロフ) - 久しぶりの更新に歓喜!!頑張ってください!!! (2021年4月5日 15時) (レス) id: 56c49b1c87 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに子(プロフ) - 蘭様!コメントありがとうございます。作者のさななん(ぷに子)です!長らく更新できずにすみませんでした(泣)更新頑張りますね!宜しくお願いいたします^_^ (2021年4月4日 22時) (レス) id: 898c33edea (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - この作品好きなので凄く嬉しいです!更新頑張ってください。 (2021年4月4日 22時) (レス) id: bb25e46ff0 (このIDを非表示/違反報告)
さななん(プロフ) - 萌さん» あっ(笑)ありがとうございます!なおします!! (2019年6月11日 23時) (レス) id: 90d01b9925 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さななん(ぷに子) x他2人 | 作成日時:2019年5月19日 23時