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JK「2回目」

「に、にかいめ…?」


ま、まさか


「覚えてたの…?」


初めてジョングクとキスした時。

あの時のキスは確かジョングクが酔っていて、私だけが覚えてるはずだったのに。


「酔ってた、じゃん」

JK「全部記憶にあるよ。どんどん酔いが覚めてさ、酔ったふりしてたの」

「……」

JK「あと、ヌナが聞いてたのも知ってた。俺がテヒョニヒョンに言ったこと」

「ちょ、まって」


まってまって、頭が追いつかない。


「グギはあの時、本当は酔ってなくて、でも酔ったふりはしてて、」

JK「ヌナそんなことはどうでもいいけどさ」

「で、その、す、好きって、私のこと好きって、私が聞いてたこと、」

JK「俺がキスしてなんで突き飛ばさないの?」

「えっ」

JK「好きじゃない人にキスされて嫌じゃないの?」


可愛い弟と思ってた人に、好きとか、キスとか、訳わかんない。


「っグギ!」


熱い体温に包まれて私は身動きが取れなくなった。

なんで、なんで私が好きなの。なんで、ジョングクとの関係を崩さなきゃいけないの。


JK「俺、高校生の頃からヌナのことが好き。嫌だったら俺のこと突き飛ばして」

「っグギ」


高校生の頃から好き、なんて言われたら私はもうどうすればいいのか。

ジョングクを突き飛ばすなんてできないし、ジョングクの背中に手を回すこともできない。



JK「でもヌナずっと彼氏いてさ、ラブラブだったし、ずっと悔しくて」

「……」

JK「別れたと思って喜んでたら、テヒョニヒョンとジミニヒョンもヌナのこと好きとかいい始めてさ」


テヒョンとジミンが私のことが好き....?


「なんかもう、訳わかんない」

JK「ヌナ鈍感すぎ」


私を抱きしめる力が強くなった。ちょっと苦しいくらい。でもそれも否定できなくて。


JK「テヒョニヒョンとジミニヒョン、ヌナのこと好きだったんだけど、お互いの関係もだし、みんなとの関係も崩したくなくて、好きな気持ちだけ心に収めておこう、って」

「っうん」

JK「だから俺も何も言えなかったし、ヌナにアタックもできないし、でも諦めきれないし」


ヌナ全然なにも知らなかったんだね、ってジョングクは優しく笑いながら私の頭を撫でる。

すごく、熱い。ジョングクの体温。多分、私の体温も。


JK「だから今がチャンスなの。周りに敵がいない今が。俺、本気だから。弟みたいな存在なんてやめてやる」

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
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ぷに子(プロフ) - 二足歩行のアザラシ様!コメントありがとうございます。作者のさななん(ぷに子)です!長らく更新できずすみませんでした(泣)そして皆様優しすぎてラブです、、、更新頑張りますね!元気でました!本当にありがとうございます(泣) (2021年4月5日 17時) (レス) id: 898c33edea (このIDを非表示/違反報告)
二足歩行のアザラシ(プロフ) - 久しぶりの更新に歓喜!!頑張ってください!!! (2021年4月5日 15時) (レス) id: 56c49b1c87 (このIDを非表示/違反報告)
ぷに子(プロフ) - 蘭様!コメントありがとうございます。作者のさななん(ぷに子)です!長らく更新できずにすみませんでした(泣)更新頑張りますね!宜しくお願いいたします^_^ (2021年4月4日 22時) (レス) id: 898c33edea (このIDを非表示/違反報告)
- この作品好きなので凄く嬉しいです!更新頑張ってください。 (2021年4月4日 22時) (レス) id: bb25e46ff0 (このIDを非表示/違反報告)
さななん(プロフ) - 萌さん» あっ(笑)ありがとうございます!なおします!! (2019年6月11日 23時) (レス) id: 90d01b9925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さななん(ぷに子) x他2人 | 作成日時:2019年5月19日 23時

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