。 ページ6
静寂を破ったのは遠くでゴミ箱が倒れる音だった。
アルミでできている町のゴミ箱なんか倒れてしまえば想像以上に大きい音を出すし、パンパンに入っていたであろうゴミ箱はなかで響くわけではなく鈍いドンっという音が聞こえて、鈍器で頭を殴られたような気がしてしまいそれさえも怖い。
でも静かに音がした後に箱の方へと振り替えるとそこにはそこそこデカイロシア人が立っていて、まぁ要するにヨコなんやけど、なんか来るって最初から分かっとったみたいな気がして新鮮味は欠片もない。
「お前ら俺の親友に何してくれてんねん。」
助けに来てくれたヨコよりもヨコが俺のことを大切だと思っていることに惚れてしまった。
ずるい。ロシア人の癖に。
頭いいやつなんて運動ができるわけもないんやし、そんなことを端から見抜いていたのか、意味のわからないゴミ箱の蓋と言う武器を片手に男達に立ち向かっていった。
さすがにゴミ箱の蓋はあかんやろと思ってたけど間違えたみたいで全然ヨコだけでも俺を取り囲んでいたきもい奴等なんかすぐボコボコに出来る奴だった。
あかん、惚れてまう。
もう惚れてるか？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 126人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゅうりの１本漬け(プロフ) - 愛∞さん» いや、嬉しいです！ (2018年8月9日 8時) (
レス) id: 68ca72639f (このIDを非表示/違反報告)
愛∞ - 横すばーー！結ばれて良かった！すいません。たくさんコメントしてしまって… (2018年8月8日 21時) (レス) id: 4decc0b409 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きゅうりの１本漬け | 作成日時：2018年7月12日 15時
