漆黒と純白【黄橙赤】 (ページ10)

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最近亮の愛が心地よくもあり少しうざくもなり始めた。

いや元から少しうざかったんだけれども、きっかけはあの男と会ったからだと思う。

彼に会えるんじゃないか、そんな期待をなんでこの俺が抱かなければいけないのか分からなかったけどとりあえずコンビニに通って何回も彼に会うことを願ったら、なんか願えば願うほど彼は必ずあの日と同じ場所で男性向けの男性が襲われている男性のための成人誌を読んでいる。

毎回見かけるとはにかんで、会釈してさりげなく笑って首肯いてははにかんで。

あぁ好きだなんて思ったらあぁもういいやなんて考えて。

とりあえず俺はこの人に惚れたんだと思う。

さりげなくLINEを聞くことにどれだけ苦労したのか。

どれだけ苦労したっていっても最終的に彼から聞いてくれるんだけどね。

LINEに入った新しい友達から彼が丸山隆平である事を知った。

丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平丸山隆平

頭の中で何回もリピートしているうちに丸山隆平と聞いただけに瞳孔が開いてしまい気がする

彼とのLINEをずっと眺めていたら急にメッセージが入ったからなんかずっと待ち望んでたみたいで既読がつく機能のことをこんなに恨めしく思ったことはない。

丸山隆平明日18時、ホテルね。場所は送る。

いわゆるこういことするんだなって分かって、断ってもいいオーラ全体に出しているから優しいんだなって分かるしもし亮にバレたら死にそうになってしまうのに少し抱かれたい、いや、大分抱かれたくて俺は分かったなんて返信してしまうんだ。

自分で言うのもなんだけど罪な男だなって思う。