漆黒と純白【黄橙赤】 (ページ3)

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後悔するんやって、ほんまに。

いつもいつも信じられへんくらい後悔すんねんけど、なんか、彼を見てると独占欲が爆発してしまう。

薄く固いベッドを好む彼のために買い換えた、黒いベッドに被せてあるシーツには、もういくつもの血の染みや煙草の焼け跡が残ってるんだろう。

彼を抱いている度に、俺は俺がつけたはずの彼の背中に無数にある煙草のいびつな丸い焼き跡にゾクゾクする。

興奮しているのでも後悔しているのでのどっちともつかない感情が俺のなかで渦巻いて、だんだん腹が立ってきて。

だったら彼を俺のものにしたいから抱く。
煙草の吸い殻を押し付けても、実質的にそこまで痛くはないことを何故か知ってる。

腕を切るときはカッターナイフよりカミソリの方が痛くはないことも知ってる。
でも、カミソリ、特に女性用は深く傷つけすぎるとあとが残りやすくなるから、絶対に彼を痛め付けるときはしない。

歯が薄いカミソリで、軽く傷をつけて、俺のものだと指し示せれば別にいいから。

行為を始める前に切ってしまうと、汗ばんだ肌が傷跡に染みて、とても痛いらしいから、この方法はどうしても俺の嫉妬心が収まらなくなったときにしか使わん。

うーん、週3ぐらいやろうか、、、。