漆黒と純白【黄橙赤】 (ページ15)

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亮は俺が浮気してると分かっても攻めなかった。

悲しそうな顔をして、いつもと同じように悲しい行為をして、終わり。

独占欲にも終結が見えたのかと思って彼の目を見ると反らしてしまう。

あの人も悲しいことをしているのに気づいたのだとしたら、良いんだけど何故か悲しくなってしまう。

別に痛いことが好きなマゾチックな考え方の俺ではないし、どちらかといえば女との行為の場合は結構ドＳになったりもするのに。

俺の性癖まで変えてしまうのだろうか、愛って。

狂愛だとして、狂った愛だとしても愛していれば、愛されていればいいんじゃないかと思う。

俺は自信をもって亮を愛してるし、亮に愛されているからいいんじゃない？

でも、そんな偽善者みたいなことを考えてエキゾチックを気取ってるけど、実際に今俺は丸山に抱かれているわけで。

「すば、、るくん、、集中してる？」

「あっ、、んっ、、ひっ、、」

返事が出来ない代わりに俺はコクコク頷いて、瞑っていた右目をさっと開けると丸山は嬉しそうに右口角をあげて腰をふっていたから嬉しくなった。

どうせ今ここで俺が好きだとか愛してるとか丹平なくそ下らないこと言っても信じてもらえないし、信じてくれたとしても答えずに無言で伏し目がちな表情をして今度は右口角を下げて悲しそうに笑うんだろうなって思う。

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あの、話の内容的に低評価が多くつくし、順位も伸び悩んでるんで、出来れば評価押してもらえるとお願いします。

10で、、、(は