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軽く肩を叩かれる感覚で目を覚ました。



「もうすぐ着くぞ」
『まだねむいっす…』
「はいはい」



そう言って ナムジュニヒョンは
脱いであった俺のコートを渡してくれた。




うむ 今日も今日とて優男だ。




と、コートを羽織ったところで
丁度会場へ到着した。





「ふああー」



テヒョンイヒョンがでっけーあくびをするもんだから、俺にまで移ってきた。




「お前らぶっすい顔すんな」



なんて言うユンギヒョンも全然目開いてないけど。

殺されるから絶対言わないけど。




そして 楽屋につくと早速準備が始まる。


メイクの順番がまだだからと、ジミニヒョンと飲み物を買いに出た。




ぺちゃくちゃ話していると
ジミニヒョンは考えるように言った。




「なんかさー。
今日のジョングク、浮き足立ってるよね〜」



いや確かに落ち着かないな とか、なんか起きそうだな とかは思ってたけど。




『そーですか?』
「うん、珍しい」



あのジミニヒョンに言われるくらいだから
今日の俺は相当変なんだろう。




「おい…今なんか失礼な事思っただろ」
『何のことやら』
「おまえなー!」



ばっと走り出した俺に向かって、ヒョンは拳を掲げて追いかけてきた。




「いや、無駄に足早いから!!」



悲痛な叫び声が聞こえたけど気にせず走った。



振り返るとジミニヒョンが かなり遠くなっていて、可哀想に思って速度を落とした。



一息つきながら前を向くと、
とん と小さなの衝撃を受ける。



やべ。



見ると、今の衝撃でふらついたらしい女性。


反射的に手を取った。



『すみません。前見てなくて』

「いえ こちらこそすみません」



凛とした声に どこか聞き覚えがあった。


被っていた帽子を取って、礼儀良くぺこりと頭を下げてきたその人。




その人が顔を上げる。


瞬間、鈍器で殴られたような衝撃を受けた。




『_____A…?』

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らん丸(プロフ) - cookyさん» cookyさんありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいし力になります…楽しんでいただけるように頑張ります。 (2019年3月7日 6時) (レス) id: ffb16ece01 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - めっちゃ好きです!!))ナニガ 面白いです。更新頑張って下さい! (2019年3月6日 22時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蘭ノ助 | 作成日時:2019年2月2日 8時

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