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# You






『おわった〜!』





私たちは 初舞台を 大成功と言っていいほど、
満足した出来で終わらせた。



楽屋に戻って ソファに倒れると
ぽんぽんと頭を撫でられる感覚。





「がんばりましたー」

『ゔー!ハユナーー』





共にデビューした イ. ハユン。


私の1つ年下で、大好きで 大切な子だ。



二人で戯れていると ノック音が鳴る。





「だれ?」

『わかんない。』





二人ともまだ芸能人に友達なんていな……

____ いや、いた。



迷う私たちを 催促するように
もう一度ノックがされる。




『……今アケマス』




無意識に眉間にシワが寄った。



ゆっくりドアノブを回す。

隙間からチラリと見えたのはやはり



______ チョン ジョングク

と、その他 防弾少年団の姿。





「ども。」

『………どうも』

「あからさまに嫌な顔すんな」

『だってさ』

「だってじゃない」





ぽんと軽く私の頭に触れながら
入っていい?と首を傾げる ジョングク。


ハユンは驚いたように会釈した後、
私の耳元でつぶやいてきた。




「えっと、もしかして

……ジョングクさんとこれなの?」




至極真剣に 親指を立てるから
つい 肩をどついた。




『ちゃうわ』

「ったー!
オンニ、自分の怪力自覚してよ!」





ぷんすか 頬を膨らませたハユンは、
可愛いったらありゃしない。





「あ、ヒョン達も話してみたいって
いうから 入ってもいい?」




頷くと 扉からぞろぞろと増えいく人数。


一気に楽屋が窮屈になった。





「急にお邪魔してすみません。

こんにちは、防弾少年団です。」




リーダーらしき人が 爽やかな笑顔を見せる。






『こんにちは、aLive です。』


「よろしくお願いします」





そっと視線を向けると、
ハユンはキラキラと目を輝かせていた。





「やばいね、やっぱオーラが違うね」





BIGBANG一筋の私だ。

そこらへんは理解しかねる。



だかハユンが拗ねるので 黙っておくことにした。




「Aさんがグクの幼馴染だって聞いて…
後さっきのパフォーマンスも凄かったので、是非お話ししてみたい、ってなっちゃって」




リーダーらしきその人は申し訳なさそうに、
でも 終始にこやかに笑っていた。





.

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らん丸(プロフ) - cookyさん» cookyさんありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいし力になります…楽しんでいただけるように頑張ります。 (2019年3月7日 6時) (レス) id: ffb16ece01 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - めっちゃ好きです!!))ナニガ 面白いです。更新頑張って下さい! (2019年3月6日 22時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蘭ノ助 | 作成日時:2019年2月2日 8時

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