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ステージを降りても、何の労いもない。
まぁそりゃ予想してましたけど。
見るとEXOさん防弾少年団さんと、被害者の方々勢揃い。
気まずい、とてつもなく気まずい。
『、お疲れ様でしたぁ』
頭を下げるけど誰一人として反応を示さない。
さすがに傷つきますよ、おい。
ふと視線を感じて見れば、ジョングクさんは足にサポーターを巻いていた。
(わーお)
しん、とした空気の中。
「EXOさんお願いします！」
呼ばれる声が響く。
EXOの皆さんは横を通って行くたびに、私を一瞥するから良い気はしない。
そして残ったのは防弾少年団。
『あのぉ…この間はすみませんでし＿＿』
「いりません」
『……』
「貴女からの謝罪、いらないので大丈夫です」
ジョングクさんが遮って言う。
周りの共演者の、特に女性陣からはクスクスとした笑い声や哀れみの声が聞こえた。
(顔可愛いんだから中身も可愛くしろよ〜)
そう思って謝るのをやめて、待機席に着いた。
「ねぇ」
じっとしてれば声を掛けられる。
ゆっくりに視線を向けと、
(あぁめっちゃ気強そう)
そんな風貌の女性が立っていた。
「、何でそんな平然としてるの？」
妙に冷めた気持ちで彼女を見ていた。
まぁ、実際私がしたわけじゃないし。と言いますか、私も被害者ですし。
「あなたのせいでジョングクくん、今回のステージ出られないんだよ！悪いと思わないの！」
彼女の視線はチラチラと防弾少年団の方に向かっていた。
(あぁ、)
「いつも媚ばっかり売ってて…、好きならもっと気遣ってあげなよっ、！」
そうして泣きふりを始めた彼女。
するとその子のメンバーらしき子達が寄ってくる。
(アイドルって最近俳優業、盛んだよね)
「何泣かせてるの⁉」
「そういう事しか出来ないの？」
「…さいってー」
「泣かないで、」
口角が上がってますよ皆さん。
(私達が防弾さん守ります、ってか)
立ち上がって一歩進む。
彼女は一歩下がった。
スッと耳元に口を寄せる。
『貴女こそ。偽善者ぶってないで自分の為って言えば？』
カッと目を見開いた彼女は勢いよく私の頬を叩いた。
(なんか最近ほっぺやられまくり)
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蘭ノ助(プロフ) - 緑葉さん» 緑葉さん！コメントありがとうございます(*^^*)うわぁ…すんごく嬉しいです！もっと読みたい〜！って思ってもらえるように頑張ります(^-^)笑 (2017年1月27日 7時) (
レス) id: 2010755183 (このIDを非表示/違反報告)
緑葉(プロフ) - 一気に読んでしまいました！すごい面白かったです！こういうの欲しかった〜＼(^^)／って感じです (2017年1月26日 23時) (レス) id: 14065e2253 (このIDを非表示/違反報告)
蘭ノ助(プロフ) - Kyouさん» Kyouさん！1の時も今回も…2回目のコメントありがとうございます(T ^ T)！もっと楽しんで頂けるように全力で頑張ります！ (2017年1月9日 8時) (レス) id: 2010755183 (このIDを非表示/違反報告)
Kyou(プロフ) - いつも、楽しくみています。これからも、更新頑張って下さいね(^-^)/ (2017年1月9日 0時) (レス) id: 8fbb426fc7 (このIDを非表示/違反報告)
蘭ノ助(プロフ) - ちょんさん» ちょんさん！コメントありがとうございます(T ^ T)最高だなんて、、、私の今の気分が最高です(*´-`)笑笑これからも頑張っていきますので応援よろしくお願いします！ (2017年1月8日 19時) (レス) id: 2010755183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭ノ助 | 作成日時：2016年12月20日 20時
