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sha「A〜今日も用事入っちゃったよ〜遊びたいのに〜」
朝から大声で縋りついてくる。今日も用事が入っているらしい。
「明日遊べば良いじゃん」
sha「え！遊んでくれるん！」
一気に顔が明るくなりウキウキでその場を去って行った。
リビングでテレビを観ていると後ろから声をかけられる。
tn「あ、Aちゃんやんおはよう」
「おはよう」
声の主はトントンだったようだ。少し眠たげな表情でこちらへ向かってくる。
tn「Aちゃん昨日海行ったんやろ？あそこ綺麗でええよなぁ」
どうやらショッピから聞いたようだ。
tn「毎日同じような生活してるもんな
あ、そうや。明日はみんな暇なんよ。みんなで遊ばへん？」
「え？」
「「「最初はぐーじゃんけんぽん！」」」
sha「あ、A鬼や！w」
遊びとは鬼ごっこのようだ。運よく曇りだったため広い庭で行われることになった。Aは一人負けで鬼になってしまった。
ut「お前ら手加減したれよ？？」
少しイラッとしたが数を数え始める。
「３、２、１」
周りを見るため軽く走り始める。はじめに視界に入ったのはエーミールだった。目が合ったのを感じたエーミールは一目散に逃げる。
「捕まえた」
em「えぇ！！？」
短いとは言えないほど距離は開いていたが、エーミールは一瞬で捕まってしまったのだ。
em「Aさんめっちゃ足速いッッ！！」
そんな姿を見ていた他のメンバーは驚いた。だが、エーミールが遅いだけだろうと彼らは逃げ続けた。
次に目が合ったのはトントン。ゲッと言う声を漏らし逃げようとしたが呆気なく捕まってしまう。
その後もドンドンと捕まっていき、終いにはゾムだけとなった。
初めの方に城で鬼ごっこをした事を思い出す。あの時は城の中だった為、こうして本気でやり合えるのは楽しく思える。
zm「A〜！俺を捕まえてみろ〜！！」
ut「もうここまで来たらAちゃんがんばれー！」
kn「さすがのゾムには勝てねぇんじゃね？」
tn「じゃあ残り3分で決着つけろ！」
Aはゾムを追いかけた。他の人より速いのがわかる。
Aは全力を出し始めた。少しずつ距離が縮まるが、ゾムもペースを上げる。
tn「残り1分！」
確実に距離は縮まっていっている。
ci「Aさんがんばれ！！」
tn「3、2、1、」
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作者名：チンパンジー | 作成日時：2023年1月4日 23時
