※ピンク注意 ページ43
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増田の家に着くや否やAは抱きついた。
埋もれたまま声を発するものだから声はもちろん聞こえにくいけれど
間違いなく彼女は
「……ずっと好きだったんだよ、バカ俊樹」
と言った。
増田「ごめん、一緒に風呂入ろ。」
1年前 ちょうど飲みの場で深く絡んでからここまで来るのにたくさんの出来事があった。
湿気まみれの浴室で2人の体は密着する。
水蒸気のせいで少しベタついた肌と肌を合わせるようにして
首に回る細い腕
10数年という間を欲で満たしていった____。
ラジオ公開収録時 前マネージャーに振るわれた痣の跡が痛々しく首に残っていた
彼はそこに優しく唇を落とす
「んっ……、」
むずがゆい、不思議な感覚に身体をひねらすAに増田は
増田「愛してる」
在り来りだけど想いの籠ったセリフを放つ
Aに重なるようにベッドに手を付き所謂床ドンのような形になる2人
Aはそんな増田の頬を包み込み自分に寄せて
小さなリップ音を鳴らす
そして顔を離してこういった
「私の方があいしてるもん」
そんな彼女を見た増田は
蕩けた顔でこう言った
増田「ふはっ、かぁいい」
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作者名:にむ | 作成日時:2021年9月8日 13時