想 い × 0 1 0 ページ10
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大倉 side
「 ちょっと忠義、変な落書きしないでよ 」
大「 ええやん、可愛い .. って、A俺の顔に変なのつけやんといて ！」
「 変なのって失礼な、これはねつけまつ毛っていうんだよ？そんなのも知らないの？女子力なさすぎ 〜 」
大「 俺女子ちゃうって ！ あ、こら！鼻毛つけたらあかんっ！」
「 これヒゲ 」
大「 えっ ！ 」
あかん、相変わらずA絵の才能がないわ。
どう見てもそれは俺の鼻から鼻毛が出てるようにしか見えへん。
それでも横で楽しそうに俺の顔に落書きするAが可愛くて、結局許してしまう
Aといる時は何故か凛ちゃんの事を考える時間なんてない。
それはきっとAと長年連れ添ってるから、楽しいんやろうな。
大「 あっ！こらA ！ 」
「 ん 〜 ？ 」
大「 俺の顔に落書きしたやつ消さんかったな ！？ 」
「 あっ、忘れてた 〜 」
大「 嘘つけ ー ！わざとやろ ！ 」
「 きゃーっ、変態が追いかけてくる ー っ 」
大「 誰が変態や ！ 」
怒ったふりして逃げるAを追いかける
付き合ってからもこんな関係は変わらへんな。
中学の時はここに亮ちゃんも居って三人でこんな風に走り回ってたな
けど、学校が離れたらやっぱり会う時間も減って、俺はAより凛ちゃんを優先するようになった
今の俺にはどちらを選ぶなんて事はできへん
けど、こうやってデートする時は、Aの事だけを考えよう。Aを笑わせてやりたい
大「 あ、もうこんな時間やな 」
「 .. そうだね 」
大「 何？離れるん寂しいとか ？ 」
「 ふふ、寂しい、かも 」
大「 また、デートしたらええやろ？んふ 」
「 .. うん 」
そう言ってもAはいつもの待ち合わせ場所に着くまで浮かない顔をしていた
そんなに寂しいんか 。可愛いな、なんて思ってもAの家は厳しいから遅くまでは遊ばれへん
こういうところは凛ちゃんは心配せんでもええから、楽やねんな
いつもの待ち合わせ場所でいつものように帰ろうとして少し歩いた所で、Aに呼び止められた
．
【 ど う し て 】
( 悲しそうな顔で笑ってるん？ )
( この距離は何 ？ )
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彩乃(プロフ) - 完結おめでとうございます(・ω・)ノ めっちゃ泣きました(;;)もーね、感動しまくりですね！ (2015年9月3日 7時) (
レス) id: d88369f889 (このIDを非表示/違反報告)
riri∞(プロフ) - 完結おめでとうございます！めっちゃ泣きました(T_T)何回も読みたくなる小説でした！ (2015年8月15日 12時) (携帯から) (レス) id: 338eee07e5 (このIDを非表示/違反報告)
凜歌。(プロフ) - 完結 おめでとうございます ！！ 最後の方 泣きそうになりました 、もう すごい感動しました ！ お疲れ様です ^^ (2015年6月20日 1時) (レス) id: 2be80f9ff9 (このIDを非表示/違反報告)
黄 燐(プロフ) - こめさん» いつも有難うございます！嬉しい限りです！この作品の応援有難うございました！ (2015年6月19日 14時) (レス) id: 6ec7dba8d8 (このIDを非表示/違反報告)
こめ(プロフ) - このお話大好きです！右端の星を何回も押したいくらい！ (2015年6月19日 12時) (レス) id: da64fa1c82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄 燐 | 作成日時：2015年5月22日 12時
