窓から見た彼は (ページ6)

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youside

次の日の朝。

私は生徒会で作らないといけない資料があったので、ほのかと今日は登校することができない。

学校に行き、一人生徒会室で黙々と作業をする。

作業が一通り終わり、窓の外を見ると朝練が終わり教室に戻っている生徒がたくさんいた。

職員室に作り終わった資料を持って行く。

貴「失礼します。」

ドアを開けると見たことある人がいた。

貴「生徒会の資料です。ここに置いておきますね。」

貴「失礼しました。」

あれは猪狩蒼弥君だ。

教室に戻ろうとすると声を掛けられる。

？「ねえ。ちょっっと待ってよ。」

後ろを振り向く。

話しかけてきたのはまさかの猪狩君だった。

猪「ねえ。いつも窓から見ている子だよね。」

驚いた。顔を覚えていたなんて。

貴「はい、そうですが。どうかしました？」

猪「いやいつも見てくれているな～と思って。」

貴「窓から見る景色が好きなんですよね。」

猪「へ～。っていうか、連絡先交換しない?」

貴「えっ！いいんですか？」

猪「まあ、今日どんな感じだったとか聞きたいし。」

思わぬ形で猪狩君と急接近していまった。

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授業中に考えたお話です。
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