り っ ぱ な 男 で す ( Daiki . A )

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大貴「 …ていうか俺だけ嫌なんだけど、Aはいないの？好きな人。 」

A「 う〜ん、私はそうだなあ……。あ！隣のクラスの伊野尾くん！ 」

大貴「 っは？！い、伊野ちゃん！？ 」





実は好きな人…なのかなって怪しいところにいる人はいるんだけどね。
でも言うのは流石に恥ずかしいから、隣のクラスのいけめん、伊野尾くんを名出す。

すると大ちゃんはとんでもない驚き様で。






A「 …え、いや、っていう冗談だよ？(笑) 」

大貴「 ……はあっ！？ちょ、意味分かんねえびびるわ！！ 」

A「 ほんと。びっくりしすぎだから！ 」







はああ〜…やめろよなあ… と両手をズボンのポッケに入れ呟いた大ちゃん。

その姿にちょっぴり見とれてた？ううん…それはないと願いたいところ。







大貴「 まじで本気で聞くけど、いねーの？いるの？ 」

A「 どうかなあ〜？まあ、いるっちゃいるけどいないっちゃいない！ 」

大貴「 ほんとおまえは意味不明。矛盾しすぎな 」

A「 いいの！……って大ちゃん！！雪だよ！ 」






それよりも……久しぶりの雪に気が完全にそっちに回る。
突然の雪。私は大ちゃんから離れ、空を見ながら走り出した。






　


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ぼそり、




大貴「 おまえだよ、なんて言ったらどうするかな。 」








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