り っ ぱ な 男 で す ( Daiki . A )

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A「 望ちゃん、もう涼ちゃん見すぎだって 」

望「 A静かに！涼介を今拝んでるんだから！ 」

A「 いやだから見すぎだと… (笑) もう、望ちゃんたら 」







放課後、いつも一緒に帰る 大ちゃん 涼ちゃん 望ちゃん 私 の四人。

ずっと昔からの幼馴染で、みんなで同じ高校目指してここまで来た。









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A「 じゃあ可哀想だから大ちゃん見ててあげよっかな 」









望ちゃんは中学頃から涼ちゃんを好きになったみたいで、それっきり
部活やら、何やらでいっつもガン見なわけで。




　



というわけで可哀想な、誰にも応援されてない大ちゃんを見つめる。









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すると、4階の私達のクラスから、見つめているのにも関わらず、

大ちゃんと視線が交わった。









A「 ちょっと、え？ 」









するとすぅぅぅっと息を大きく吸う動作のあと、









大貴「 俺頑張るからさ、み、見てて！！ 」









なんて少し照れながら叫ぶように言うもんだから、

そりゃあ視線がこっちに向くし、もう恥ずかしいし…！！









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A「 大ちゃん馬鹿野郎…！！ 」







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