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深澤side
カーテンからの日射しで目が覚めて
隣を見ると綺麗な顔をして寝てる康二
起こさないようにベッドから出ようとしたけど
康二が目を覚ましてしまった
康｢…おはよーさん、ふっかさん
もう行く？｣
深｢おはよう
うん、行こうかなって｣
康｢コーヒーは、いらん？｣
深｢…いただこうかな｣
康二が淹れてくれるコーヒーは絶品で
そう言われると断れなくなる
それくらい美味しいから
…あとなんか分かんないけどもう少し
康二との時間がほしかった
なんなんだ…この気持ち
俺は彼氏が好きなはずなのに…
康｢ちょっと、待っててな？
あ、顔とか洗ってきたら？｣
深｢うん、そうするわ｣
康二はキッチンに行き
俺は洗面所に行く
全部終わってリビングに戻ると
康｢おかえり
コーヒーできたで｣
深｢ありがとう｣
他愛もない話をしながらコーヒーを飲んで
康二に見送られながら康二の家を後にした
家に帰る道中
♪〜♪〜♪
電話がなって画面を見ると
航輔となっていた
航輔は俺の彼氏
行きつけのバーで知り合って付き合った
深'もしもし'
航輔'もしもし、辰哉
航輔だけど'
深'うん、どうした？'
航輔'今から家に行って良い？'
深'いいよ'
そう言って少し話しても電話を切った
そして家に着いていろいろしていると
ｶﾞﾁｬと玄関から音がした
航輔｢辰哉｣
深｢航輔、いらっしゃい
ちゃんと手とか洗ってきた？｣
航輔｢うん、また流行ってきてるからね｣
航輔はほんとに優しくて頼りになって
めっちゃ良い奴
でも最近、航輔と体を重ね合わせたりしても
気持ちいいってならなくなった…
しかも触りたいって思わなくなってしまった
それがバレないように航輔が帰ってから
風呂にはいったり手を洗ったりして
ひどい奴だけど綺麗にするんだ
康二にはそんなこと微塵も思わないのに…
もしかして、俺、康二のこと…
さっきの疑問もそれで解ける…
そう言うことだったのかよ…
明日、また連絡して康二の家に
行こうと思ってたけどどんな気持ちで
会えば良いんだよ…
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作者名：YUKI | 作成日時：2024年2月6日 22時
