橙さんとお兄ちゃんと弟たちの物語５ (ページ7)

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fk×kj ページ7

康二side

深"今、家にいる？"

康"居るよー"

深"今から行って良い？"

康"ええよ"

今日もまたやって
泊まって帰るんやろな…

こういう関係になって半年
俺とふっかさんは友達なだけで
つきおうてない

でも体は重ねてる
どういう関係かは察してな…

ｶﾞﾁｬ…
合鍵を持ってるのはふっかさんだけ

深｢よぉ、お疲れ｣

康｢お疲れさん｣

深｢飲み物買ってきたけど飲む？｣

康｢おん｣

深｢はい、コーラね｣

康｢ありがとぉな｣

深｢あとこれ
カオマンガイのおにぎり｣

康｢え!?これ売ってたん？｣

深｢うん、なんで？｣

康｢これ近くで売ってないんよ
むっちゃ嬉しいわ!｣

深｢そうなの？
なら良かったよ｣

と言うたあと
俺に近付いてきてキスをしてきた

康｢ん…ふ…っﾊｧﾊｧ｣

深｢ん…｣

ベッドに連れてかれ２人で沈む
服を脱がされふっかさんも脱いで
産まれたときの姿

そして体を重ね合わせた
いつも気持ちいいねんな…

終わって俺はソファーに移動して座って
ふっかさんが買ってきてくれたコーラを飲む

ﾋﾟﾎﾟﾝﾋﾟﾎﾟﾝ…
ふっかさんのスマホ鳴ってる

気にしないでおったけど
ﾋﾟﾎﾟﾝﾋﾟﾎﾟﾝ…ﾋﾟﾎﾟﾝﾋﾟﾎﾟﾝ…

むっちゃ鳴っとるやん

康｢ふっかさん、なんかずっと
スマホ鳴ってんで｣

深｢んー…｣

俺はスマホをふっかさんに渡す

深｢うわー…マジだ
めっちゃきてんだけど｣

康｢誰なん？｣

深｢んー、これ彼氏｣

康｢え…｣

彼氏って…
この関係アカンやん

康｢ちょお、まって

この関係アカンやんか
今すぐやめるべきや｣

深｢なんで？｣

康｢なんでって…

その彼氏さんに申し訳ないし
まずヤバいやろ、浮気みたいなもんやん｣

深｢それとこれとは別だろ？｣

康｢でも…｣

深｢契約違反｣

とスウェットに着替えながら
そう言うふっかさん

康｢え？｣

深｢プライベートに口出さない
何があっても友達のままでいる｣

康｢そうやったわ｣

深｢俺、もう寝るわ｣

そう言うてベッドにまた横になるふっかさん
そのまま寝息が聞こえてきた

寝んのはやっ

はぁ…いつまで続くんかな…
この関係…

俺はベッドの横の下に畳まれてる
ふっかさんの服を見ながらそう思った